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2014年6月26日木曜日

アルゼンチン、イランに劇的勝利 ― stoppage

アルゼンチン対イラン戦は0-0で引き分けでの試合終了が予想されていたところ、ロスタイムにアルゼンチンのMessi選手がゴールを決め、劇的な勝利を飾りました。


It took him more than 90 minutes, but Lionel Messi finally found a way.

With resolute defending from every man on the field, Iran had held Argentina scoreless into stoppage before Messi conjured the game-winning goal in the 91st minute of the teams' Group F matchup at Estadio Mineirao in Belo Horizonte on Saturday. The narrow 1-0 win sends Argentina into the Round of 16 at the 2014 World Cup.

After being stifled for the entire match by the disciplined Iran defense, Messi found a bit of space near the edge of the penalty area in the first minute of stoppage time.
(Chris Greenberg. Messi Saved Argentina With This Brilliant Goal In Stoppage Time Against Iran (VIDEO/GIF). The Huffington Post. June 21, 2014.)


さて、本日の表現ですが、ロスタイムのことを、


stoppage
stoppage time


と表現していることにお気づきでしょうか?

“ロスタイム”という言い方をするのはどうやら日本だけという話がありますが、最近では“アディショナルタイム”が公式の用語として用いられているようです。

サッカー好きの方には釈迦に説法となりますが、90分間の試合中、審判の判断で試合が中断された時間が“ロスタイム”であり、また“アディショナルタイム”です。中断された時間を失われた(ロス)と見るか、後で(90分に)追加する(アディショナル)と見るか、ものの見方の話であるとも言えるように思われます。

"stoppage"についてはどのように解釈したらよいでしょうか?

"stoppage"は、"stop"から来ていると思いますが、中断、中止と解釈するならば、やはり審判による中断ということで、概念的にはロスタイムに近いかも知れませんね。


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