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2016年3月4日金曜日

lay a mitt on

アメリカ大統領選はスーパーチューズデーと呼ばれる1つの山場が終わり、ますます盛り上がりが増してきました。一方、勢いの止まらないDonald Trump氏に対する懸念が高まっています。


The Daily Trail: Did Romney manage to lay a mitt on Trump?

HERE'S WHAT MITT ROMNEY SAID at the University of Utah today: "Donald Trump is a phony, a fraud. His promises are as worthless as a degree from Trump University. He's playing members of the American public for suckers: He gets a free ride to the White House, and all we get is a lousy hat."
(Rebecca Sinderbrand. The Daily Trail: Did Romney manage to lay a mitt on Trump? The Washington Post. March 3, 2016.)


上記の引用で、


lay a mitt on


という見慣れない表現が目に留まりました。これはいったいどういう意味なのでしょうか?

実は辞書で"mitt"を引いてみたのですが、それらしき定義が見当たりません。コーパスで用例を検索してみましたが、こちらもあまりヒットがありません。下記のような用例はありました。


Elskes said he and Kane often argued but he "never laid a mitt on her."
(Houston Chronicle. 1999.)


口論はしばしばしたけれども、"never laid a mitt on her"と読めます。これは恐らく、「殴る、叩く」の意味だろうと想像がつきます。

その後、"lay a mitt on"よりも、"lay a glove on"という成句として知られているらしいことが分かりました。ここで、"glove"とはボクシングでつけるグローブのことのようです。

また、この成句は通常否定形と共に用いられ、


not lay a glove on (a person)


の形で、「指一本触れない」という意味になるそうです。

冒頭の引用記事に戻ると、ここでは否定形にはなっていませんから、叩いた、攻撃した、という意味になりますが、このような使われ方もするようです。


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