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2009年12月25日金曜日

クリスマスを考える(5) ― the Santa myth

子を持つ親は誰でもこの時期子供へのクリスマスプレゼントに頭を悩ますでしょう。かく言う私もその一人ですが、昨日はデパートなどを奔走しました。親バカ丸出しのようですが・・・。

サンタクロースがいて、クリスマスイブの夜にはよい子の枕元にプレゼントを届けに来てくれる、なんて今時の子供は信じているのでしょうか?小学校4年の愚息は、クリスマスに毎年プレゼントをくれるのは両親だということはほとんど分かっているようですが、その下の小学校1年になる次男はそこまで確信は無いようです。4歳の三女は今朝は、目覚めると枕元に置いておいたプレゼントの包みを見つけ、うれしそうに抱えて階下に下りてきました。

"myth"とは、”神話”のことですが、実話に対比して虚構だということです。子供たちはいずれ、サンタクロースが作り話であることを悟ります。それでも何故、子を持つ親たちは、サンタクロースがあたかもいるかのように振る舞い、クリスマスイブの夜に、子供が寝たのを見計らってプレゼントを枕元に置くのでしょうか?

改めて考えると何だか馬鹿げた話のようにも思えますが、サンタクロースを心待ちにする子供には健気さを感じますし、プレゼントに期待してベッドで目を瞑る幼子を愛しく思わない親はいないでしょう。

"the Santa myth"は、永遠に暴露されない"myth"ではないかと思います。

Google Newsを見ていて、ちょっといいエッセーに出くわしました。


I was probably 8 or 9, that insufferable age when boys think they know everything, and insist on proving it. The big thing I knew that December was that there’s no Santa Claus.

(中略)

But I was going to validate my knowledge to my parents, the co-conspirators in the Santa myth, in a way that would force them to acknowledge what we all knew, but by tacit agreement did not mention. I was going to stay awake on Christmas Eve, sitting sentinel in the reclining chair next to the Christmas tree.
(Donn Esmonde. A grinch who almost stole Christmas. The Buffalo News. December 25, 2009.)


愚息はまだこんなことをするほどませてはいませんが、気持ちは分かります・・・。

このちょっといいお話の続きは、リンク先をお読みください。意外な結末が・・・。

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