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2010年3月22日月曜日

語源探訪の楽しみ=頭音消失(1) ― raiment

見慣れない単語ではないでしょうか?

辞書を引くと、文語、あるいは詩語、そして古語、とあります。会話ではまず用いることもないのでしょうか。

ニュース記事には出てきます。


One after another, the models came out in what could probably best be called raiment (gold-leaf cock feathers covered one tunic) and moved with exaggerated steps that called to mind dressage, although these high-strung ponies looked hypnotized.
(The New York Times. March 12, 2010.)


この単語は元々、"arrayment"という形だったものが、語頭の"a-"が脱落し、"rayment"となり、最終的に今のスペルになったという歴史があります。このような経緯を、”頭音消失異形”と呼んでいます。

動詞の"array"は、配列する、陳列するという意味をご存知だと思いますが、再帰的、あるいは受身の用法で、装う、正装する、という意味もあります。

今週は、頭音消失により生まれた単語を取り上げたいと思います。

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