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2010年12月11日土曜日

顔あざ ― black eye

市川海老蔵さんの暴行事件がかなりのゴシップになっています。海外メディアも注目のようですが、先日の記者会見以来、益々関心が高まっているようです。

米国ABC Newsの記事では、海老蔵さんの事件で歌舞伎界が被った被害に注目しているようです。


Staid World of Kabuki Gets Black Eye in Bar Brawl

Prince of Kabuki Theater Could Lose Millions Over Bar Brawl

(Akiko Fujita. Staid World of Kabuki Gets Black Eye in Bar Brawl. ABC News. December , 2010.)



海老蔵さんの記者会見の模様を見た人間には、恐らくは殴られたために出血している眼が印象に残るのですが、記事のタイトルでは、"black eye"であり、これは殴られてできるあざのことを言っています。

記者会見の海老蔵さんに、あざは明確には確認できないのですが、ここで言う”あざ”とは、今回の事件が歌舞伎界に与えた影響の大きさを言っていると思ってよいでしょう。

"black eye"には、物理的なあざを指す一方、比喩的に、不面目、不名誉といった概念を意味します。今回は主語が、"staid world of Kabuki"ということで、後者の意味がしっくりくるようにも思われます。

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