最近30日間のアクセス数トップ3記事

2013年2月7日木曜日

buff

イギリスのレスター(Leicester)という、ロンドンの北の方にある地方都市でリチャード3世(1452-1485)の遺骨が見つかったということでここ数日ホットな話題になっています。

何でも見つかったのは駐車場になっているところだとか。発掘された人骨のDNA鑑定により、リチャード3世であるとほぼ断定されたようです。


LONDON — The discovery of King Richard III under a parking lot in the English city of Leicester thrilled history buffs around the world. But the news meant a winter of discontent for the rival city of York, and now the two are doing battle over the royal bones.


イギリス王室の歴史にあまり詳しくありませんが、リチャード3世と聞けばシェークスピアの戯曲のタイトルを思い出します。兄であるエドワードIV世の息子を幽閉して王座についたということで悪名高い人物ですが、歴史ファンには興味深いニュースでしょう。

さて、その歴史ファンのことを記事中、


history buffs


と表現しています。この"buff"という単語は、○○通、とかxxファン、~マニア、などと訳されるのですが、元々はなめし革を意味する単語でした。

面白い語源なのですが、このなめし革というのは淡黄色で、1920年頃のニューヨークの消防士や消火活動に当たる人が着用するユニフォームの上着の色がその淡黄色でした。それが転じて、いわゆる火事場見物が好きな人、消火活動に異常な興味を示す人たちを指す代名詞のようになり、最終的にxxファン、~マニア、の意味として使われるようになったということです。

ところで面白いことに、~通や~ファン、という意味での"buff"がよく使われるのは、"history buff(s)"が圧倒的に多く、マニアの類は何も歴史に限らないだろうと思うのですが、"movie buff(s)"や"opera buff(s)"などを抑えて使用例数としてはトップなのです。(Corpus of Contemporary American Englishでの検索による。)


0 件のコメント:

コメントを投稿