crib sheetを辞書でひこうとすると、crib sheetでのエントリーは無いのですが、cribの名詞のエントリの何番目かの意味に"crib sheet"として、虎の巻、カンニングペーパーとあります。crib note、crib paperとも言うようです。(ちなみに、crib sheetは文字通り赤ちゃんの布団カバーを指すこともあるようです。)
ところで、日本語で虎の巻と言えば、秘伝書といった意味でも用いられ、あまり負のイメージは強くありません。カンニングペーパーはイコール不正であり、負のイメージが強いと思います。実際にはどちらの意味で用いられることが多いのでしょうか?
American Heritage Dictionary of English Languageを参照しますと、cribの項に、同義語として、ponyがあげられています。ponyを参照すると、さらに同義語として、trotがあげられています。
口語のようですが、crib、pony、trotの3つでは恐らくcribが最もポピュラーなのではないかと思われます。ネイティヴに聞いてみたいのですが、pony、trotでも通じるのでしょうか?
Oxform Advanced Learner's Dictionary(第4版)を参照しますと、cribの名詞のエントリには、
"things used as an aid to understanding, eg an exact translation of a foreign text one is studying."
とあり、カンニングペーパーの類の意味は載っていません。ただし、動詞のエントリには、
In the exam, I cribbed (an answer) from the girl next to me.
という例文があり、これはまさしくカンニングの意味ですね。
動詞としてのcribは、カンニングをする、不正をする、という意味以外にも、剽窃する、盗用する、という意味でも用いられます。
Elders regard life choices with regret or satisfaction based largely on whether they were " true " to themselves. Questions of authenticity determine our regard for others, as well. They dominated the presidential primaries: Was Hillary authentic when she shed a tear in New Hampshire? Was Obama earnest when his speechwriters cribbed lines from a friend's oration? " Americans remain deeply invested in the notion of the authentic self, " says ethicist John Portmann of the University of Virginia. " It's part of the national consciousness. "
(Karen Wright. In Search of the Real You. Psychology Today. May/June 2008.)
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