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2013年4月8日月曜日

米西海岸で見つかった"tsunami fish" ― hitch a ride

アメリカ西海岸で、2011年3月の東日本大震災による津波で流されたと思われる漁船から小さな魚が生きたまま見つかり、"tsunami fish"と話題になっています。


What a long, strange trip it's been for a small striped fish native to Japan that apparently hitched a cross-Pacific ride in a small boat believed to be part of a tide of debris from that country's March 2011 tsunami.

Washington state Fish and Wildlife Department biologists found five of the striped beakfish alive in a water-filled bait box on a 20-foot-long Japanese boat that washed ashore March 22 at Long Beach in southwest Washington.

Invasive species specialists also found a host of other Japanese species of sea anemones, cucumbers, scallops, crustaceans and worms living in what they call the very rare "aquarium" of water that pooled inside the upright boat.
(Japanese fish hitch ride on boat to Wash. beach. The Seattle Times. April 6, 2013.)


太平洋を、大震災発生から2年以上の長い時間に渡って漂流した結果生きて見つかったとは驚異です。"small striped fish"は"beakfish"と説明がありますが、12センチほどのイシダイのようです。

さて、今日の単語は、"hitch"です。

記事のタイトルを見て、"hitch"というのは、"hitchhike"(ヒッチハイク)の短縮形だろうとすぐに思ったのですが念のため辞書を引きました。

ランダムハウス英和では、"hitch"という単語について3つのエントリーがあり、1番目は、繋ぐ、引っ掛ける、という動詞の意味の"hitch"、"hitchhike"の短縮形である"hitch"については3番目のエントリーです。

American Heritage DictionaryやMerriam Websterでは敢えてエントリーを分けていません。

興味深いのは、"hitchhike"という単語は、1920年代くらいに"hitch"という動詞から生まれた、ごく最近の単語だということです。

上記の引用記事の用例からもお分かりのように、


hitch a ride (or a lift)


というフレーズが“ヒッチハイク”の意味に通じるものですが、このフレーズが先なのか("hitch a ride"→"hitchhike")、"hitch"という動詞が先なのか("hitchhike"の短縮形としての"hitch"→"hitch a ride")、よく分からないところです。

まあそんなことはどうでもいいのかもしれません。

"tsunami fish"はオレゴン州の水族館で飼育、展示される予定だそうですが、同じ漁船で見つかった貝類や海草などは処分されるのだそうです。

Huffington Post紙の記事では写真も見ることが出来ます。


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