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2014年12月9日火曜日

gherao

なかなかお目にかかることはない単語ではないかと思います。私は初めて見る単語です。


Clashes, arson, gherao leave one dead in Faisalabad

FAISALABAD: A Pakistan Tehreek-e-Insaf (PTI) worker was shot dead as hundreds of PTI protesters clashed with Pakistan Muslim League-Nawaz (PML-N) activists and riot police armed with water cannons and batons here on Monday.
(Sardar Akhtar. Clashes, arson, gherao leave one dead in Faisalabad. The International News. December 9, 2014.)


"clash"も"arson"も基本中の基本といった単語ですが、並置されている"gherao"は見たこともない単語です。

辞書を引くと、


包囲デモ


とありました。ランダムハウス英和では、“(インド・パキスタンで)”という注釈がついています。Oxford Dictionaryによれば、ヒンディ語で、“取り囲む”という意味の単語が語源になっているということでした。パキスタン国内のニュースということで納得。

初出は1967年ということなのですが、それにしても興味深いのは英語という言語の懐の深さというか、外国語をほぼそのままの形で取り入れているところではないでしょうか。("gherao"という単語が入ってきたきっかけについてはよく分かりませんが・・・。)


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