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2018年6月12日火曜日

POW/MIA

史上初の米朝首脳会談がシンガポールで開催されました。

YouTubeでは、CNNやTIME、Fox Newsなどがライブ映像を流していたので、仕事をしながら横目で見ておりましたところ、厳戒態勢の市内の様子などを映していました。

その後画面はサミット会談の会場のホテルに切り替わり、建物の左右から歩み寄ってくるトランプ氏と金氏が、両国旗が互い違いに並ぶ通路のちょうど真ん中で出会い、握手するという、恐らくはあらかじめ演出されていたであろうシナリオ通りに首脳会談の口火が切られました。

両氏が並んでメディアの撮影に応じましたが、カメラのシャッター音はまさしくマシンガンのようでした。

さて、会談は無事に終わったようですが、最終的に両国首脳が合意文書に調印した、その内容が報道されています。

朝鮮半島の非核化への努力を含めて、両国の合意事項4点が箇条書きされているのですが、その中の4点目に下記のようにあります。


4.The United States and the DPRK commit to recovering POW/MIA remains, including the immediate repatriation of those already identified.
(READ: Full text of Trump-Kim signed statement. CNN. June 12, 2018.)


"POW/MIA"という略語が出てきます。

この略語について、記事中にも、他のメディアの報道でも何の解説もないのですが、一体何を指しているのでしょうか?

ランダムハウス英和を引いてみると、POW、MIA、それぞれ載っており、それぞれ、


prisoner(s) of war

missing in action


の略のようです。

つまり、朝鮮戦争の中で行方不明となってしまった兵士のことを指す略語として、一般的に通用しているもののようです。

米朝の首脳会談ですから仕方ありませんが、個人的には、拉致問題はちゃんと取り上げられたんだろうかと思っています。


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