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2013年11月25日月曜日

refusenik

11月も今週でお終い、来週からは師走のスタートです。時間が過ぎ去るのは早いものです。

今週木曜日は11月の第4木曜日にあたり、アメリカでは感謝祭(Thanksgiving holidays)です。ニュースのヘッドラインもThanksgiving関連のものが目立ち始めました。


LOUISVILLE, Ky. -- Carol Larkin will not shop on Thanksgiving. Even though she lives directly behind the a Kroger supermarket, she won't even stop for a last-minute item on the way to her family feast Thursday at a sister's house.

"I want to spend the day with my family," said Larkin, 59.

But while Thanksgiving shopping refuseniks like Larkin are vocal in their complaints about the increasing encroachment into the holiday's sanctity, they may be fighting a losing battle, as retailers open early to lure shoppers on tight budgets.
(Jere Downs. Thanksgiving shopping a sacrilege for some. USA Today. November 24, 2013.)


当ブログでも過去に何度かThanksgivingに関連する話題を取り上げたことがありますが、アメリカ人にとって最も重要なこのホリデーの終了は、同時に年末のクリスマスという一大イベントへのカウントダウンのスタートであり、小売販売業(retailers)にとっては、年末商戦の書き入れ時でもあるのです。

Black FridayCyber Mondayなどの新語(もはや新語ではなく定着しているようですが)はそれらの風潮を現しています。去年くらいからは、Black Fridayに先駆けて、前日の木曜日から商戦がスタートするなど、加熱ぶりが加速しています。

一方で、Thanksgivingは家族と触れ合うための大事な時間であり、伝統的な祝日が商業主義のイベントに取って代わられつつあることを嘆く人達も多くいます。

上記の引用で出てくる、


Thanksgiving shopping refuseniks


とはそうした人達のことです。

"refusenik(s)"は、"refuse"(拒否する)+"-nik"、という形になっています。"-nik"とは、~な人、~に関心の強い人、というような意味を作る接尾辞で、他にbeatnik(ビート族)やnukenik(原発反対運動家)などの単語があります。


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