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2014年4月2日水曜日

エープリルフール、笑いましたか? ― lol

早いものでもう4月です。1年の4分の1はもう終わったことになります。

4月1日と言えば、消費増税が実施されました。ニュースは増税対応に混乱する店舗やら、鉄道運賃で電子マネーと現金で差が出るとか、駆け込み需要でデパートの売り上げが3割増加したとか、そんな話題で一杯でした。

そのせいか、エープリルフールに関する話題を目にすることがなかったように思います。


Best and worst April Fools' jokes of 2014

We are LOLing at all of the cute and clever April Fools jokes out there today!
(Nora Barak. Best and worst April Fools’ jokes of 2014. New York Post. April 1, 2014.)


アメリカ人はユーモア好きですからエープリルフールの話題に事欠かないようです。

引用した記事はNew York Post紙からですが、笑えます。

さて、今日の単語は"LOL"です。冒頭、"LOLing"とありますので、これはいわゆる動詞の~ing形、つまり"LOL"は動詞です。

もったいぶっても仕方ないのですが、LOLとは


Laugh out loud
(あるいはlaughing out loud)


の頭文字を取ったもので、大笑いする、という意味です。

Acronymの部類に入るとは思いますが、インターネット、特にテキストメッセージやチャットで用いられてから広まったもので、スラングの性格が強い表現です。日本語だと、“笑”というテキストを付け加えるのと同じような効果を目的に使われる表現です。

私は辞書を引いても載っていない類の単語と思っていましたが、意外にもランダムハウス英和辞書、American Heritage Dictionaryにもエントリがあり驚きました。


1 件のコメント:

  1. 蘭です。
    言語を学ぶ時、一番難しいのはスラングか(特にインターネットの流行語)と思います。なぜかというと、このような言葉はどうしてこの意味になっているかを遡るのが難しかったり、訳したらニュアンスが微妙に違ったり、意味がすぐ変化したり死語になったりしますから。例えば、中国語では、笑い声を表す言葉はいくつかもあります。その中で、チャットで一番使われているのは「哈哈(haha)」と「呵呵(hehe)」でしょう。最初はどっちでも笑い声ですが、ネットでチャットする時にheheの方がだんだん「嘲笑、あざ笑う」のような意味で使われてきました。また、hahaも相手の話に興味がないというようなニュアンスが出てきて、「哈哈哈哈哈哈哈哈哈」というような長い笑い声でなければ、hahaはなんか冷たい感じがします。
    このような表現というように、他言語を学ぶ時、このような変化またはニュアンスの違いが一番難しいと思います。

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