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2016年5月27日金曜日

ケータイの話ではありません ― pre-K

ニュースのヘッドラインを追っていたら、下記のようなタイトルが目に付きました。


Philadelphia mayor looks to fund pre-K with controversial soda tax — by the ounce


"pre-K"という単語が目に留まったのですが、たぶん「プリケー」と発音するのだと思います。プリペイド式ケータイが一瞬思い浮かびますが、携帯電話のことではありません。


The city of Philadelphia is considering a new, but controversial way of funding early education.

Here’s my report, part of our weekly series on education that airs on Tuesday nights called Making the Grade.

In Philadelphia, buying soda has bubbled into a political controversy. To make pre-kindergarten available to all 3- and 4-year-olds, Philadelphia’s mayor has proposed a soda tax that requires beverage distributors to pay 3 cents for every ounce of sugary drink sold in the city.
(PBS Newshour. May 24, 2016.)


引用した部分はニュース番組中のナレーションと思われます。

"pre-K"は、"pre-kindergarten"のことだと分かります。つまり、幼稚園に入る前の施設を指すようです。3~4歳児が対象のようですが、日本で言えばいわゆる保育園や保育所に相当するものでしょうか?

「保育所落ちた、日本死ね!」というブログの投稿が話題を集めましたが、ウィキペディアによると、"pre-K"は働く両親に代わって幼児を預かるのがメインというよりも、就学前に社交性や言葉、計算スキルなどを身につけることを主眼においたスクールの意味合いが大きいそうです。

さて、"kindergarten"を"K"と略すのは英語ではほぼ分かりきったことのようで、それは


K-12


といった表現にも見て取れます。

"K-12"とは、"K through twelve"と読むのですが、"Kindergarten"から"12th grade"まで、即ち、幼稚園から第12学年(高校3年)までの教育システムを指す表現です。

ちなみに、"K-14"となると、幼稚園から短大(高校卒業後プラス2年)を指し、同様に、


K-16、が4年制大学
K-18、が修士課程まで
K-20、が博士課程まで


という次第です。


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