最近30日間のアクセス数トップ3記事

2015年2月3日火曜日

スープ? ― soup up

スープにしますか?それともサラダ?(Soup or Salad?)

"soup up"という表現をご存知でしょうか?私は初めて見ました。


The next-gen Raspberry Pi 2 is on sale now, and despite its souped-up memory and CPU performance, it is still just $35.

The Raspberry Pi 2 runs a 900MHz quad-core ARM Cortex-A7 CPU and 1GB LPDDR2 SDRAM, which offers six times the performance and two times the memory of its predecessor, the company said.
(Stephanie Milot. Raspberry Pi 2 Is Faster, But Not Pricier. PC Magazine. February 2, 2015.)


コンピュータ、それもハードウェアの話です。この世界は進歩と変化が目まぐるしいのでちょっと目を離しているとすぐについて行けなくなりますが、"Raspberry Pi"というのはPCの基幹部分にあたるハードウェアのようです。


its souped-up memory and CPU performance


という部分は、"soup up"という表現を知らなくても、恐らく“強化された”、というくらいの意味であると想像がつきます。

辞書を引くと、俗語表現ということで、


スピードアップする;性能アップする;改造する


といった意味が載っています。

何故、“スープ”がこのような意味を持つに至るのでしょうか?

語源は定かではありませんが、同じく俗語の意味として"soup"には、競走馬に飲ませる強壮剤という意味があるそうです。

これを飲ませると馬はものすごい馬力で駆け抜けることができるのでしょう。

ここから転じて、"soup up"が性能アップの意味で使われるようになったようです。


0 件のコメント:

コメントを投稿