最近30日間のアクセス数トップ3記事

2018年5月18日金曜日

beaner

アメリカのスターバックスが客に対して差別的な表現を使っていたということで批判されています。

つい最近も黒人の男性客に対してのみ店舗のトイレを使わせなかったという事件があり、CEOは謝罪に追い込まれ、店舗を休業にして全従業員への再教育を行ったばかりですが、こういう人種差別的なものの見方というものは個人によっては根が深く、簡単には払拭できるものではないということでしょうか。


A Latino man says that when he received his drink order at a Starbucks coffee store in a Los Angeles suburb, it came with a racial slur written on it.

On a label indicating the customer's name, the word "Beaner" was typed.

(中略)

In the latest case, the customer, who only identified himself as Pedro, told KNBC-4, the NBC affiliate in Los Angeles that he was buying two drinks at the Starbucks in the Los Angeles suburb of La Cañada Flintridge and saw the derogatory term for a Latino person on both cups.
(Zlati Meyer. Starbucks apologizes to Latino customer for racial slur written on his drink cup. USA Today. May 17, 2018.)


事件はロサンジェルス郊外の店舗で発生しました。ラテンアメリカ系のPedroさんがコーヒーを注文したところ、カップ側面に、


Beaner


と書き込まれていたということです。

この表現が差別的であることを私は知りませんでしたが、"beaner"とはヒスパニック系米国人に対する侮蔑的呼称であるということです。(ランダムハウス英和辞書)

何故か、Merriam-WebsterにもAmerical Heritageにも載っていないのですが(差別表現だから、でしょうか?)、"bean-eater"などとも言うそうです。

Wikipediaによれば、メキシコ料理などにおいて豆類を使った料理が多いことに因むとのことです。


0 件のコメント:

コメントを投稿