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2024年1月24日水曜日

coed

記事の引用からどうぞ。


Amidst freezing cold weather and January doldrums, New Yorkers are flocking to a massive dry, coed sauna inside the luxe new Bathhouse Flatiron to get sweaty — and find someone who makes them sweat. The 800-square foot room is heated to 185 degrees Fahrenheit and can fit almost 100 nearly naked Gothamites.
(New York’s hottest new party scene is a 185-degree co-ed sauna. New York Post. January 23, 2024.)


厳寒のニューヨークシティではサウナ人気が高まっているそうです。

そのサウナなんですが、


coed sauna


とあるのを読んで、おや?と思いました。

"coed"(co-ed)は、"co-education"(あるいは、co-educational)の略で、その意味は男女共学です。

よって、"coed college"や"coed high school"はすんなり入ってくるのですが、"coed sauna"には「男女共学」の日本語が邪魔をします。

それで改めて辞書を引いてみると、"coed"には「男女共学」以外にも、つまり教育に限らず、男女両方に開かれている、という意味合いで用いられるということが分かって、これはちょっと意外でした。


open to or used by both men and women
(Merriam-Webster Dictionary)


従って、今日、性的マイノリティに配慮した、男女問わず利用可能なトイレは、


coed bathroom


と言います。

また、小生の通うスイミングプールでは着替え後のシャワー設備は男女共用なので、


coed shower room


です。

安く宿泊できる、ユースホステルタイプの宿泊施設ではベッドだけが分かれていて、男女が同室というものが、海外では結構普通にありますが、これは


coed bunkroom


などと言うようです。

"coed"のedはもはやエデュケーションとは関係が無いということになります。

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