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2024年7月4日木曜日

pep talk

先日行われた米大統領選のディベートに関する話題を連日目にします。

衰えぶりが目立ったバイデン大統領に対しては身内である民主党からも撤退を求める声があがるなどしていますが、バイデン氏はこれを明確に否定。

自身が民主党候補であり、最後まで戦うと明言しました。


Biden and Harris delivered the pep talk to their battered campaign as calls have intensified following Biden's debate with presumptive GOP nominee Donald Trump, in which the Democratic president struggled to finish sentences and express coherent thoughts.
(Joey Garrison. 'No one's pushing me out': President Biden tells campaign he won't withdraw from race. USA Today. July 3, 2024.)


引用した記事では、バイデン大統領がカマラ・ハリス副大統領と共に演説したとありますが、


delivered pep talk 


とあります。

"pep talk"とは叱咤激励、威勢の良いコトバのことで、"pep"とは"pepper"、つまり胡椒のことです。

香辛料の胡椒は刺激物ということで、相手を刺激(して元気付ける)ということになるようです。

"pepper"を略した"pep"が、元気や活力、精力という意味で使われるようになったのは1912年とあり(研究社新英和大辞典)、さほど古いものではないようです。

先日のディベートの結果に落胆しているのはバイデン氏自身ではなく、支持者らということになります。如何に威勢の良いコトバで鼓舞したとして、果たしてバイデン氏撤退論は収まるでしょうか。


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