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2009年11月5日木曜日

過去分詞の謎 ― spokesman

気になって仕方がないので今日はこの単語を取り上げます。


spokesman


日本語でも”スポークスマン”、つまりは政府や企業の”広報担当者”でマスコミに対応する人のことです。"man"が男性を意味することから、女性差別だみたいな話があって、より適切には"spokesperson"などとも表現されるようですが、問題にしたいのは性差別の話ではなく、この単語の成り立ちです。

何故、"spoke(s)"なのか?

この職業の、”話す”という重要な属性から、"speak"+"man"(もしくは"person")を当然のように考えていましたので、念のため、"spokesman"の語源が、動詞"speak"に関連しているのかチェックしたくらいです。あたった全ての辞書で、"spokesman"の"spoke"は、動詞"speak"の過去分詞形ということでした。(現代英語では、"spoken"が過去分詞形ですが、語源的には"spoke"が当時の過去分詞形とされるようです。)

何故過去分詞形なのか、ということが気にかかります。"chairman"や"repairman"など、動詞+"man"の合成で作られていると思われる単語で、動詞部分が過去分詞形なものが他に見当たらないからです。

インターネットで色々調べてみますと、"Speakman"という姓があり、これは、"spokesman"を職業とする家系によくある姓なのだそうです。成り立ちは、古英語に遡るそうですが、過去分詞形などではなく、"spokesman"の謎が依然残ります。

何故、"speakman"では駄目なのか?

ご存知の方、お教えください。


In the New Jersey and Virginia governor races, which Republicans won, White House spokesman Robert Gibbs says voters were working through “very local issues that didn’t involve the president.”
(Reuters. November 4, 2009.)

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