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2011年4月18日月曜日

gullible

Time誌の記事からの引用です。


Researchers have known for years that people with frontotemporal dementia — a type of dementia that affects the frontal and temporal lobes of the brain — often lose the ability to detect sarcasm and lies, while people who age normally don't experience this.

Because frontotemporal dementia affects regions of the brain involved in complex, higher-order processes like personality and behavior, patients may show certain striking symptoms like behaving in compulsive, socially inappropriate ways or suddenly changing religions. They also become gullible, as evidenced by the many patients who lose money to hucksters and scammers online.
(Amie Ninh. Failure to Detect Sarcasm or Lies: A Sign of a Rare Dementia. Time. April 15, 2011.)


frontotemporal dementia(前頭側頭型痴呆というらしいですが)になると詐欺に遭いやすくなる、というものですが、これは脳の中でも複雑で高次の認識や判断を担う領域の機能に問題が出てくるからだということです。

さて、今日の単語"gullible"ですが、“騙されやすい”という意味の形容詞です。

"gull"という別の単語とも関連しているのですが、辞書を見ると"gull"には2つあって、1つは鳥のかもめ(seagull)、もう1つは同じような意味で“騙す、かつぐ”という動詞、そして“騙されやすい人”という名詞の"gull"があります。"gullible"は、何となく“かもめ”との連想もあってもいいようですが、語源的には2つ目の"gull"と関連しており、“かもめ”の"gull"とは関係ないようです。

2つ目の"gull"をさらに遡ると中期英語(Middle English)の"gull"(to swallow ― つまり飲みこむ)に至るようです。(American Heritage Dictionary)

ところで、"swallow"には、“嘘などを簡単に信じる”という意味もあります。

中期英語の"gull"は、さらに古フランス語の"goule"に遡るようですが、これは"throat"(のど)のことだそうで、騙される、カモにされる、という表現は飲み込む、嚥下するという行為への連想があると言えそうです。


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