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2011年9月15日木曜日

電子たばこは無害か? ― vaping

電子たばこ(electronic cigarette; e-cig)なるものが発売されてからどれくらいになるのか、また普及率がどの程度なのか知りませんが、アメリカで旅客機のフライトでの電子たばこを禁止する動きがあるようです。


WASHINGTON — The Obama administration on Wednesday proposed banning the use of electronic cigarettes on airline flights, saying there is concern the smokeless cigarettes may be harmful.

"Airline passengers have rights, and this new rule would enhance passenger comfort and reduce any confusion surrounding the use of electronic cigarettes in flight," Transportation Secretary Ray LaHood said in a statement.

The ban would clarify an existing Transportation Department rule prohibiting smoking cigarettes or similar products on airline flights.

(中略)

E-cigarettes, as they are popularly called, are designed to deliver nicotine or other substances to the smoker in the form of a vapor. They are powered by small lithium ion-batteries. Industry officials say there is no possible harm to the public from their use.

"Everybody knows that when you are smoking on an airplane that's an absolutely a no-no. But this is not smoking. This is vaping," said Ray Story, CEO of the Tobacco Vapor Electronic Cigarette Association.
(Joan Lowy. Ban proposed on electronic cigarettes on planes. Atlanta Journal Constitution. September 14, 2011.)


記事の解説によりますと、電子たばこというのはリチウムイオン電池で駆動するもので、液体化したニコチンを気化することにより、愛煙家にとってはタバコの煙を吸い込むのと同じような効果をもたらすのだそうです。煙は出ないので、すぐそばにいる人にも迷惑はかからないということらしいですが、本当?と思ってしまいます。ニコチンを気化させてそれを吸っているということは、それが近くの人も吸い込む可能性が全く無いのか、また匂いなどは無いのか、など嫌煙家にとっては疑問符がつくのも仕方ないでしょう。

さて、上記の引用記事の最後の段落に注目いただきたいのですが、"vaping"なる単語が現れます。

"But this is not smoking. This is vaping."とある個所ですが、"smoking"(煙を吐いている)のではない、"vaping"なのだ、ということで、コンテクスト的にも、またスペルからも"vapor"に関連していることは分かりますが、初めてみる単語ではないでしょうか?

ちなみに手元のランダムハウス英和辞書、American Heritage Dictionaryにはエントリはありません。

個人的には何故"vaporing"ではなく、"vaping"なのか、という疑問を持っています。そういえば、何某メーカーの蚊取りマットは”ベープ”という名前でした。

"vaping"は辞書のエントリとしてはまだ掲載されていないようですが、電子たばこの用語としては定着しているらしく、検索すると数多くの用例がヒットします。

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