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2016年10月24日月曜日

疑わしきは罰せず ー benefit of doubt

アメリカ大統領選は全3回の公開討論会を終え、後はスーパーチューズデーと呼ばれる本選の投票日を待つのみとなりました。

各討論会はいずれも民主党のクリントン氏が勝利したとされ、共和党のトランプ氏との差を広げています。

私も新聞の報道では数ポイントの差だと聞いていましたが、ここへ来て差はdouble-digit、つまり二桁になったそうです。

ある意味自業自得でしょうか、トランプ氏が支持を落としているのは一連の女性蔑視発言とスキャンダル、そして3回目の討論会で飛び出した、負ければ選挙結果を受け容れないという発言です。


Hillary Clinton has vaulted to a double-digit advantage in the inaugural ABC News 2016 election tracking poll, boosted by broad disapproval of Donald Trump on two controversial issues: His treatment of women and his reluctance to endorse the election’s legitimacy.

Likely voters by a vast 69-24 percent disapprove of Trump’s response to questions about his treatment of women. After a series of allegations of past sexual misconduct, the poll finds that some women who’d initially given him the benefit of the doubt have since moved away.
(Clinton Vaults to a Double-Digit Lead. ABC News. October 23, 2016.)


支持層を徐々に失いつつあるトランプ氏ですが、あれだけの暴言にも関わらず、同氏に対してはコアな支持者があると報じられています。

新聞等で見る支持者の写真には女性もよく写っているのを見かけますので、女性問題はあまり影響しないのかなどと思っていました。

しかし、記事の中に下記のように触れられています。


...some women who’d initially given him the benefit of the doubt have since moved away.


ここで、


benefit of the doubt


という表現が使われていますが、この表現をご存知でしょうか。

doubt(疑い、嫌疑)というbenefit(ベネフィット、利益)とは日本語としてはやや腑に落ちないものがあります。

ここで"benefit of doubt"というのは、疑いは疑いに留めて、確証が無いのであれば不問とする、ということを言っています。

つまり、疑わしきは罰せず、という事です。


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