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2011年9月7日水曜日

こんな意味もあったの? ― system

"system"という単語を記事に見るとすぐにコンピューターシステムかITの話だと思うのは職業柄でしょうか?

ごくごく基本的な単語故に多くの意味があることは漠然と理解していて、"system"が単にコンピューターシステムのことではなく、いわゆる体系や系統、組織や機構、制度等々、幅広いコンテクストで使われることは知っていましたが、下記を読んだ時にすぐにピンとこなかったのはやはり勉強不足の誹りを免れないかもしれません。


Lee dumped more than a foot of rain in New Orleans and spun off tornadoes elsewhere Sunday as its center came ashore in a slow crawl north that raised fears of inland flash flooding in the Deep South and beyond.

The massive weather system spent most of the day as a tropical storm but weakened late in the evening to a tropical depression with maximum sustained winds of 35 mph (55 kph).

(中略)

The vast, soggy system spent hours during the weekend hovering in the northernmost Gulf of Mexico before its center finally crossed into Louisiana west of New Orleans,pelting a wide swath of coastline.
(Jay Reeves. Lee weakens to depression with 35 mph winds. Atlanta Journal Constitution. September 4, 2011.)


上記の引用に"system"という単語が2回出てきますが、不勉強な私は最初の部分で、気象観測をするコンピューターシステムか何かのことかと勘違いして読み進め、2番目のところで再び"system"と出てきたところで何かしっくりしないものを感じ、改めて辞書のお世話になったのです。

PCにランダムハウス英和辞書の電子版をインストールしていますが、名詞のエントリの最後(20番目!の意味)に、気象用語として、”大気状況”を意味するというエントリがあり納得!

これはいわゆる気圧配置とか大気状況とか、天気予報で予報士さんがよく使われる表現のことですね。

また1つ勉強になりました。

1 件のコメント:

  1. 訳に立ちました。ありがとうございます。

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