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2016年9月15日木曜日

take backseat

大手製薬メーカーのバイエル社(Bayer)が農薬・種子メーカーのモンサント(Monsanto)を買収するというニュース記事がトップニュースになっています。


Drugs Take Backseat to Seeds to Bayer With Monsanto Acquisition

In the wake of its $66 billion-acquisition of Monsanto Co., Bayer AG risks satarving its drugs business of the resources it needs to grow.

Funded with a combination of debt and equity, the deal announced Wednesday will transform Bayer into the world’s biggest supplier of seeds and pesticides It’ll also leave the German company with little scope for acquisitions to boost its most profitable business: pharmaceuticals. That could hamper the unit’s growth as patent expiry looms for its best-selling heart medicine.
(Naomi Kresge. Drugs Take Backseat to Seeds to Bayer With Monsanto Acquisition. Bloomberg. September 15, 2016.)


最初一読した時、記事のタイトルがうまく解釈できなかったのですが、本文を読んで何となく分かったような気になり、次いで、


take backseat to...


というフレーズがポイントだと気がつきました。

“backseat”というのは車の後部座席のことですが、重要でない位置、目立たない地位、といった比喩的な意味があるようです。(車の送迎で重役は後部座席に座りますが・・・。)

“take backseat to...”というフレーズは、後回しになる、二の次になる、といった意味で、to以下にくる物がより重要ということになります。

記事のコンテクストとしては、バイエル社が買収したのは農薬と種子を主力とするモンサントであり、そのためにバイエル社の医薬品事業への投資は後回しになったとの印象につながるのだと思われます。


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