ビービーガン(あるいは、ビービー弾)という玩具で遊んだことのある人は多いと思います。小生も小学生の頃は近所の駄菓子屋で買うことができました。
なぜ「ビービーガン(弾)」と呼ぶのかについて深く考えたこともありませんでしたが、この年になってそれが英語名称だと知ることになるとは思いもしませんでした。
きっかけは下記の記事です。
As soon as they (=police) got out of their cars, the boy pulled what looked like a handgun from his waistband and pointed it at one of the officers, according to a San Diego Police Department statement.
He ignored commands to drop the weapon and walked toward the officer, the news release said. The two officers again shouted at him to drop the weapon.
When he did not, they opened fire. He was shot multiple times and later died at a hospital.
The 911 caller, police later discovered, was the boy himself. The gun was a BB gun.
(Teenage boy killed by San Diego police after pointing a BB gun at officers called 911 moments earlier. Los Angeles Times. May 7, 2017.)
記事で取り上げられている事件のあらましはこうです。
深夜に徘徊している少年がいるとの通報を受けて警察が出動し職務質問しようとしたところ、少年が拳銃のようなものを取り出し、警察官に向けました。警察は銃を捨てるよう命令しましたが、少年は無視し、歩み寄ってきたため、警官2人が複数回に渡って少年に射撃したということです。
少年はその後死亡しましたが、手に持っていたのは"a BB gun"だったということです。
「ビービーガン」は紛れもなく英語でした。
早速辞書を引いてい見ると、"BB"というのは弾丸のサイズを表すもので、0.18インチ(約5 mm)の大きさの弾丸を指すそうです。
ところで、私の記憶している「ビービーガン」の弾というのは銀色をしたプラスティック製のように見えるもので、子供の目からしても均一性に欠けるような不揃いのものなのですが(正確にはこれは銀玉鉄砲という名称の玩具で、ビービーガンとは別物のようです)、英語での"BB gun"では元々は金属(スチール)製の弾が使われていたそうです。
尤も、その後このような丸い弾丸は"BB"という名称で浸透したため、サイズや素材に関係なく、"BB gun"という名称が広く使われるようになったという背景もあるようです。(ウィキペディアによる。)
今日では、"BB gun"は空気銃(エアガン)の一種とされます。
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