新型コロナウィルス感染拡大の脅威が高まる中、アメリカの疾病予防センター(CDC)が公表しているガイダンスの中に、ヒゲ(髭)に関する興味深いものがあります。
決してふざけている訳ではなく、真面目な内容です。
呼吸器を装着する際にヒゲがあると密着させられないため問題になることを警告しています。
Men may need to hack off their muttonchops, void their Van Dykes or pluck their ducktails if they plan on using a respirator, according to information from the CDC about how facial hair can interact with the devices.
A graphic released by the agency shows the fashionable facial-hair-wearer which styles will conflict with potentially life-saving respirators as the US braces for the quickly spreading coronavirus to emerge state-side.
Handlebar, walrus, and Zorro mustaches are fine, but the CDC says folks may need to lose their Fu Manchus, Dalis, and Englishes — because they could prevent respirators from making a seal on wearers’ faces.
(CDC warns men about facial hair dangers amid coronavirus fears. Fox News. February 27, 2020.)
何が興味深いかというと、ヒゲのスタイルにはこんなにも沢山の種類があったのか!?ということなんです。
しかもそれぞれにちゃんと名称があります。
記事でもいくつか出てくるのですが、そのひとつ、”muttonchops”というのは、こめかみ部分から顎にかけてのヒゲで、顎に向かうにつれてその幅が広くなっているのが特徴です。
その形状が羊肉(mutton)のチョップ(肉片)を想起させるので、”muttonchops”と呼ばれるようになったようです。
百聞は一見に如かず、CDCが出している、呼吸器装着時に干渉しそうなヒゲスタイルの一覧表をどうぞ。
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