交通事故のニュース記事からの引用です。
A St. George Police sergeant said “everyone came out pretty lucky” in a T-bone crash, which occurred at 2450 East and Riverside Drive on Wednesday evening shortly before 7:30 p.m.
St. George Police Sgt. Brian Groves said the crash, where a Chevy 1500 truck hit the side of a Honda Fit in the middle of the intersection, resulted in a few minor injuries to the occupants of the Honda. Groves added that nobody was transported to the hospital.
(Nick Fiala. Police say those involved in St. George T-bone crash were 'pretty lucky'. St George News. October 17, 2024.)
交通事故のニュースなのに出てくるのは、
T-bone crash
という言葉です。
"T-bone"と聞いてぱっと思い浮かべるのは、Tボーンステーキではないでしょうか?(食い意地が張ってる!?)
記事では、ステーキではなく、衝突(crash)の話ですが、これは自動車2台が絡む衝突事故のうち、1台のクルマの横腹(側面)にもう1台のクルマが突っ込んだ状態を指す表現です。"T-bone collision"とも言い、交通事故のニュースではよく使われる表現のようです。
事故はシボレーのピックアップトラックが左折時に、直進して来たホンダフィットの横腹に突っ込んだ、ということです。よくある交差点内のいわゆる右直事故の類いですが、左折時の信号無視が原因のようです。(アメリカなので、右側通行。)
2台のクルマの衝突状況がアルファベットのTのような文字に見えることから"T-bone"の名がついたのであろうことは敢えて説明の必要も無さそうですが、ステーキ肉の部位を用いるあたり、牛肉消費大国アメリカならではという感じがしますね。
以前取り上げた"porterhouse"もご覧下さい。
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