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2011年2月14日月曜日

やけどするような ― scalding

スターバックスコーヒーもタリーズも、すっかり日本のあちこちにまで浸透してもはやCommodityのレベルにまでなった感があります。小生はコーヒー党なのでコーヒーを飲まない日は何となく落ち着きません。

コーヒーショップでテイクアウトのコーヒーを買うと紙製のカップとプラスチックの上蓋、そして手持ちの部分に厚紙が巻かれて(この上蓋も厚紙もすっかりスタンダードのようになりましたが)供されますが、そこには英語で警告が書かれているのを思い出してください。


Caution: hot!


というような警告です。色々バリエーションはあると思いますが、要は”やけどに注意”ということです。

中には、"extremely hot"という表現もあります。(日本のショップでも英語の警告だったか、日英併記だったか、ちょっと思い出せないでいますが、"hot"という単語であれば義務教育で習う英語レベル!?でしょうか。)

さて、"hot"よりも、"extremely hot"よりもさらに強い表現、"scalding"が今日の単語です。


Remember the 1994 "hot coffee lawsuit" in which a jury awarded an elderly New Mexico woman nearly $3 million (later appealed and settled for an undisclosed sum) because she was injured by a cup of java at a local McDonald's?

Enter the "hot nacho cheese lawsuit."

A Chula Vista. Calif. couple filed suit against Walt Disney Parks and Resorts this week, claiming their 4-year-old son received severe burns during dinner at Orlando's Magic Kingdom last March. According to the family's San Diego-based attorney, Sean Cahill, Isaiah Harris was injured at Cosmic Ray's Starlite Cafe when a paper cup of scalding nacho cheese splashed on his face after he'd grabbed a food tray to keep from falling out of an unsteady chair. The suit claims the child suffered "permanent scarring, pain and suffering" as a result of the burns, and his parents, Michael and Maria Harris, suffered "serious emotional distress."
(Laura Bly. Parents sue over son's hot nacho cheese injury at Disney World. USA Today. February 11, 2011.)


記事によりますと、1994年にもマクドナルドのドライブスルーで買ったホットコーヒーでお年寄りの女性がやけどし、訴訟になったということですが、訴訟社会アメリカを彷彿とさせるニュースです。今回はディズニーランドのレストランで供された食事でやけどを負ったということで、負傷した子供は大変可哀想ですが、この種の事故は後を絶たないようです。

コーヒーカップの警告に関して言えば、"hot"よりも"scalding"の方が強い表現ではありますが、"scalding"では単語の意味を知らない人には警告にならないかも!?

皆さんも気を付けてくださいね。

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