年の瀬、著名人の方々の訃報が伝えられています。
アメリカの有名女優の訃報記事から引用です。
Linda Lavin, who tickled our funny bones and broke our hearts, is mourned by Broadway
Linda Lavin, who died Sunday at age 87, was a captivating Broadway star beloved by audiences for her electrifying contradictions.
A celebrated fixture of the New York stage for six decades, the Tony Award-winning actress was just 5-foot-3-inches tall yet towering; maternal and volcanic; glitteringly musical and groundedly real; hilarious and heartbreaking.
Her sardonic punch line could be followed by a shattering gut punch a second later.
(Johnny Oleksinski. Linda Lavin, who tickled our funny bones and broke our hearts, is mourned by Broadway. New York Post. December 30, 2024.)
詳しくは存じ上げませんが、ブロードウェイで長年活躍し、トニー賞受賞などの経歴があるそうです。
記事のタイトルで、
tickled our funny bones...
とあります。"funny bone"というのは変わった表現ですね。辞書を引くと、
(ひじ先の)尺骨の端、うずく骨(尺骨神経が通っていて打撃に鋭敏)
ユーモアを解する心
(研究社新英和大辞典)
とあります。ここでは恐らく後者(ユーモアを解する心)の意味で用いられていると思われ、亡くなった女優は見る人を笑わせるパフォーマンスに長けていたのだろうと思われます。
"funny bone"は別名、"crazy bone"ともいうそうです。腕の肘辺りの骨と笑いのツボ(?)が繋がるという英語の発想は中々ユニークに思われます。
日本語ですと、笑いに関連する表現では、腹が捩れる、とか腹を抱える、といった表現がまず思い浮かびますので、笑いと繋がる体の部位は腹部であり、腕やその骨ではありませんね。
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