さて、元旦。日本のお正月には、お節料理、お雑煮を頂きます。
関東南部は朝から真っ青な空、晴天に恵まれています。子どもたちは凧揚げ、コマ回し、と童謡にもありますが、現代ではあまり見られなくなった光景です。
女の子は羽子板遊びがありますが、英語で何というかご存知でしょうか?
答えは、
battledore and shuttlecock
です。
"battledore"とは羽子板(つまりラケット、「バット」(bat)から来ています)のことで、"shuttlecock"は羽根ですね。
手元にある「日本 — その姿と心 —」(第4版)から引用です。
Children play (Japanese) cards, battledore and shuttlecock and fly kites.
羽子板遊びを近所で見かけることはめっきり無くなりました。年末になると、その年話題になった人をデザインにした羽子板がニュースになったりしますが、羽子板は羽根をついて遊ぶものではなく、もっぱら飾る対象になったようです。
お正月の羽根つきには、邪鬼をはね(羽根)避けるという意味があるそうです。
先に引用した本の記載によれば、羽根(shuttlecock)はトンボを模したもので、その理由はトンボが蚊を食べて厄病を寄せ付けないと考えされたからだそうです。
The shuttlecock is modeled after a mosquito-eating dragonfly and the game is thought to have grown out of a magical rite for protecting children from mosquitoes and sickness.
羽子板は室町時代の公家の遊びがルーツで、江戸時代に庶民の遊びになったそうです。
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