NBA(全米プロバスケットボール協会)のスター選手を囮に使った違法賭博が摘発されました。現代におけるギャンブルのイカサマには最新テクノロジーが使われているそうです。
ポーカーゲームのテーブルに仕込んだX線透視の技術、カードに仕込んだ肉眼では見えないマークを判別できる特殊なコンタクトレンズなど、イカサマの手段に使われる最新テクノロジーはネットで容易く調達できるらしく、シロウトはカモにされるのがオチです。
The card-swindling technology NYC mafiosos allegedly used to cheat victims out of millions in a years-long poker scheme is readily available for sale online.
A simple Google search for “X-Ray poker table” quickly pulled up numerous companies producing devices that apparently employ the exact technology mobsters used in their sprawling con, which prosecutors unveiled in a federal indictment Thursday.
(Alex Oliveira. X-ray poker tables allegedly used by NYC mafia in NBA gambling scandal are readily available online. New York Post. October 23, 2025.)
ギャンブルの世界にヤクザはつきものですが、ヤクザの英語表現として思い起こすのは、マフィア(mafia)でしょう。(完全に同一の概念では無いとしても。)
記事では、
mafiosos
と出てくるのですが、マフィア(mafia)とは団体を指す呼称であって、その構成員のことは(mafioso)と言うのだとは、不勉強にして知りませんでした。
また、マフィア(mafia)という言葉より先に"mafioso"という言葉が先にあったようです。"mafioso"はゴロツキを意味するイタリア語シチリア方言が訛ったものらしく、マフィア(mafia)とは反抗精神や反体制感情を意味する言葉だったようです。
イタリア語ですから、"mafioso"は男性形で、女性ならば"mafiosa"、複数形は"mafiosi"となりますが、英語に取り入れられてからは複数形は"mafiosos"が普通のようです。
同じくイタリア語から借用している"virtuoso"という単語も同じような扱いです。
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