酔っぱらいほど厄介な存在はありませんが、酒も度を越して警察のお世話になるようになると、”トラ箱”行きとなってしまします。”トラ箱”とは泥酔者を収容する警察の設備、要は留置場のことです。
酔っぱらいを”トラ”と表現する由来については、酔っぱらいが四つん這いで手のつけられない様を動物のトラに喩えたとか、酒を”ささ”とも読むことから植物の”笹”と一緒に描かれることの多いトラ(虎)になったとか、諸説あるようです。
ところで英語で”トラ箱”を何というかご存知ですか?
Pressure to address the UK's binge drinking grows ever stronger, with a number of radical solutions being put forward to try to help people cut down.
David Cameron last week called binge drinking a "scandal" that costs the NHS £2.7bn a year. He pledged to introduce drunk tanks and booze buses, and there are plans for a minimum price for alcohol.
(Tom de Castella. 10 radical solutions to binge drinking. BBC News. February 21, 2012.)
上記の引用に出てくる、"drunk tank"がその答えになります。"tank"には俗語の意味で、監房や囚人の収容所という意味があります。
ちなみに、"booze bus(es)"というのは飲酒検問を行う際に用いられるバスのことで、ドライバーがアルコール探知機によるテストを受けるバス車両のことだそうです。
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