いわゆるセカンドハウスのことを、
pied-a-terre
というそうです。
セカンドハウスを持てるような人はお金持ちに決まっています。
London’s booming luxury real estate market continues to attract wealthy local residents and ultra-high-net-worth individuals from the U.S., India, Dubai, and beyond.
(中略)
The owners of one of the apartments within Prospect Place, a family from India who use the property as a pied-à-terre, recently tapped London-based interior design studio Black and Milk to renovate the interiors and add personal touches. They’ve now put their part-time pad in London up for lease for $31,500 (or £25,000 per month).
(Emma Reynolds. London’s Ultra-Luxury Rental Market is Booming, And This Turnkey Rental is The Epitome of Modern Elegance. Robb Report. November 28, 2023.)
スペルからもお分かりのように、"pied-à-terre"はフランス語です。
英語の置き換えると、foot on land(foot to ground とも)、つまり地に着いた足、という意味になります。
セカンドハウスというのは和製英語でしょうか?英和辞書に、"second house"のエントリはありません。手元にある研究社の新英和大辞典では、"second home"はエントリがあり、第二のこきょう、また「セカンドハウス」とあります。
恐らく英語で"second house"と言うと、建物としての家屋を数えた時の単に2番目、というくらいなのではないかと思います。
ところで別荘みたいなイメージとは少し異なり、"pied-à-terre"は出張などが多い人が出張先に設ける仮宿泊所、仮寓という意味合いのようです。
特に、そのような目的で購入される大都市のアパート、マンションを"pied-à-terre"と呼ぶようです。
ちなみに複数形は、
pieds-à-terre
となります。