相手の歓心を買う目的で媚びたりへつらったりすることを、"brown-nose"と表現します。
例えば以下の例文をご覧下さい。
"Co-workers can start to resent [workaholics] because they can seem like they're brown-nosing," she said. If you're always the first to answer a group email or volunteer on a project, it can eventually rub people the wrong way.
(Christine Burroni. 6 reasons you’re literally the worst person at work. New York Post. February 12, 2016.)
"brown-nose"というのは俗語表現なのですが、同義である"apple polishing"などと比べるとかなり汚い言い草です。
なぜ、茶色い(brown)鼻(nose)がゴマすりの意味になるのかについては、同種の表現である、"kiss (lick) a person's ass"と関連があるとされています。
文字にするのが憚られますが、ずばり、尻の穴を舐めるためにう○ちが鼻に付いてしまうから(!!)、なのです。
こびへつらう相手は自分より権威や権力があることが前提ということもあって、"brown-nose"が使われるのは職場(オフィス)というコンテクストが多いように思われます。
上司にゴマをすることに汲々としている同僚を軽蔑する表現に、"office brown-noser"という名詞もあります。
But there are definitely ways to get on your boss’s good side without getting a reputation as the office brown-noser. (Being a brown-noser without having the reputation is a delicate maneuver.)
(Martha C. White. 6 Ways to Brown Nose Your Way to the Very Top. TIME. February 24, 2014.)
おそらく"brown-nose"が簡略化されて派生したと思われるのですが、"brown"という単語そのものがおべっかを使うという意味の俗語として用いられることもあるようです。用例については未確認です。
2016年2月15日月曜日
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