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2009年11月26日木曜日

クリスマスシーズン到来! ― Black Friday

ブラック・フライデーなんて、何だかブラック・マンデー(Black Monday)みたいで、穏やかではありませんが、実はほとんどの人、特に米国人にとってはわくわくするような季節の到来を告げる、ほとんど記念日のようなもののようです。

Black Fridayとは、感謝祭、Thanksgiving Dayに続く金曜日のことを指します。主に米国で祝されるThanksgiving Dayですが、その日は11月の第4木曜日と言われています。その翌日の金曜日がBlack Fridayと称されるのですが、多くの人が木曜日の感謝祭に引っ掛けて翌日の金曜日も仕事を休んで連休とし、感謝祭を楽しんだ後は早々と1ヵ月後に控えるクリスマスムードになるようです。

デパートや商店はまさしく書き入れ時であり、人々はクリスマス準備の買い物に走る、という訳で米国人には年末の一大イベントなのです。

私事ですが、5年ほど前に、ちょうど9月~11月末の3ヶ月くらいをフィラデルフィアで過ごす機会がありましたが、同僚が”Thanksgivingの終わりと共にChristmasまでのカウントダウンがスタートする”、と言っていたのを思い出します。(尤も、私はThanksgivingの木曜日に日本へ向けて出国してしまいましたので、Black Fridayを経験することはありませんでしたが・・・。)アメリカ人にとって、Thanksgiving Dayが終わったら、そのままChristmas準備のショッピングに突入!ということのようです。


Apple has confirmed that UK shoppers will enjoy discounted products across its whole range on Friday.

The sale coincides with 'Black Friday' in the United States, the day after Thanksgiving when stores traditionally slash prices and the Christmas shopping rush begins.
Apple customers received an email wishing them "Happy Friday". The message promised a special "one day shopping event" both in-store and online, and the illustration showed a pile of Apple products, including Mac laptops and computers, iPods, keyboards and an Apple TV, wrapped in a ribbon and bow.
(Apple's 'Black Friday' sale available in UK. Telegraph.co.uk. November 24, 2009.)


売る側としても、この時期の消費者の心理を突くようなマーケティングを展開するのは当然ということになるでしょう。

しかしながら、商売人にとっても、消費者にとってもウキウキするようなこのFridayがBlackと形容されるのはちょっと合点が行きません。疑問に思って調べていますと”Black Friday”という表現は1960年代にまで遡ることが分かりました。

詳しくはWikipediaをご覧いただければと思いますが、買い物客でごった返す街中や渋滞は関係者によっては歓迎できない部分も大きかったものと思われます。

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