金儲けの才能!?でしょうか。
A British teen was suspended from school this week for selling his classmates squirts of hand sanitizer to protect them from contracting the coronavirus.
Oliver Cooper, 13, bought a tub of Johnson’s child handwash from a Tesco grocery store for £1.60 (about $2) after hearing about the coronavirus outbreak on the radio, Metro UK reported.
The young entrepreneur, who attends Dixon’s Unity Academy in Leeds, offered some to his friends, who suggested that he start a “business” on the playground selling squirts for 50 pence each (around 65 cents) to other kids, the outlet reported.
(Amanda Woods. UK teen suspended from school for charging students for hand sanitizer. New York Post. March 12, 2020.)
新型コロナウィルスの流行に乗じて、手指の消毒液(いわゆるhand sanitizerと呼ばれる家庭用のものです)で利益を得ていたイギリスの高校生が停学処分になったというニュース記事です。
数百円で購入した消毒液を1回使わせるごとに料金を友人らから少額を徴収するというもので、トイレットペーパーを買い占めたり、フェイスマスクの高値転売を狙う輩と比べればまだ可愛いものですが、商魂逞しいとはこのことです。
selling his classmates squirts of hand sanitizer
というくだりに注目です。
"squirt"というのは、水などの液体が噴き出ることを意味する名詞ですが、容器の細い口から出てくる1回分の量を指しています。
つまり、
a squirt of hand sanitizer
two squirts of hand sanitizer
のように、ものの数、量を数える単位として機能しています。
このところ、スーパーマーケットなどの店舗を訪れると、どの店舗でも入り口にアルコール消毒液のボトルが置いてあります。
私もこのところ意識して使うようになりましたが、上から一回押してプシュっとやるあれは、
a squirt (of hand sanitizer)
なんだなぁ、と思いながら、今夕も近所のスーパー入り口で思いましたよ。
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蘭です。
返信削除英語では数量詞があまり使われていない印象ですが、このような動詞から化した数量詞は面白いと思います。
よく考えれば、英語の視点から見ると、これは数量詞ではなく、ただその動作をカウントしているだけかもしれません。羽や匹などの数量詞とはちょっと違うことに気づきました。
スーパーで「a squirt」を思い出す先生も可愛くて面白い人だと思います。
今日も勉強になりました。