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2020年4月20日月曜日

go "dark"

米国では新型コロナウィルス感染症の死者が4万人に迫っている中、食料品等を扱うスーパーマーケット従業員を如何に感染から守るかが課題になっています。


Dozens of grocery store workers have died from the coronavirus, despite masks, temperature checks and capacity restrictions to keep them safe. So far, supermarkets have resisted the most draconian policy: banning customers from coming inside.

However, some worker experts, union leaders and small grocery owners believe it has become too dangerous to let customers browse aisles, coming into close range with workers. Grocery stores are still flooded with customers, and experts say it's time for large chains to go "dark" to the public and convert to curbside pickup and home delivery for food and other essential goods.

"Careless customers" are "probably the biggest threat" to workers right now, according to Marc Perrone, president of the United Food and Commercial Workers' union. The union said 85% of its grocery store member workers reported that customers are not practicing social distancing in stores.
(Nathaniel Meyersohn. Experts say it may be time for grocery stores to ban customers from coming inside because of Covid-19. CNN. April 20, 2020.)


取り上げたい表現は、引用部分の中ほど、


it's time for large chains to go "dark" to the public


とある部分の、"go dark"という表現です。

この週末の日曜日ですが、車で買い物に出かけたところ、国道沿いの飲食店の多くが休業しているのを目にしました。

駐車場入り口がロープで閉鎖されており、店舗内は真っ暗(dark)です。


説明の必要もありませんが、"dark"は暗いという意味の形容詞ですが、閉まっている(closed)、つまり休業中である、という意味もあります。

記事での用例は、"go "dark" to the public"ということで、「表向きには」休業(と見せかける)、ということのようです。

つまり、ウィルス感染しているかもしれないお客さんが大勢押し寄せて従業員が感染してしまうかもしれない可能性を可能な限り減らすため、店舗内は立ち入りできないようにし、自宅配送やピックアップ(テイクアウト)のみの営業にするというものです。

私の住む近所のレストランはテイクアウトのみの営業への切り替えが加速しているようです。いずれスーパーマーケットも同じような営業形態をとることになるかも知れないと思いました。


1 件のコメント:

  1. 蘭です。
    外出自粛の中、巣籠り生活にはデリバリーは不可欠なものです。武漢封鎖の間で、スーパーが団地管理人と連携し、野菜プランという複数の野菜を前もってセットし、そのパッケージをデリバリーするサービスを提供していました。見えるところも見えないところも、トラブルが数多く発生したと思いますが、このデリバリーは感染を抑え込むに大きな役割を果たしてきたと信じています。悪いところを避け、いいところを見習えという武漢の経験を世界各国で生かして欲しいです。

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