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2020年5月20日水曜日

PPE

最近の新型コロナウィルス感染症に関するニュース記事の話題は、感染者数や死者の統計の話から、新型ウィルスとの共存しなければならない日常がどのようなものになるのかといった内容にシフトしてきた感があります。

欧米の都市におけるロックダウン解除後、また日本における大都市圏の緊急事態宣言解除後、人々の生活がどのような制限や制約のもとに置かれることになるのか、といった、誰もが無関心ではいられない内容です。

電車やバス、飛行機での移動はどうなってしまうのでしょうか。

カタール航空では、フライトアテンダントが防護服を着用する方針を発表したようです。


Peanuts, pretzels — and PPE.

Flight attendants with Qatar Airways will wear disposable hazmat suits, safety googles, gloves and masks over their uniforms to help prevent the spread of coronavirus, the airline announced this week.

The safety measures coincide with efforts to limit crew members’ interactions with passengers, who will be required to wear masks on board starting May 25.

Passengers in business class will have the option of hitting the “Do not disturb” sign if they want to limit contact. And meals in business class will be served on a tray, instead of the usual table setup, and cutlery will come wrapped.
(Lia Eustanchewich. Qatar Airways flight attendants to wear hazmat suits on flights. New York Post. May 19, 2020.)


記事の冒頭部分で、"PPE"という略語が出てきます。

たまたまですが、今日仕事中に海外の同僚とチャットしているときに、この"PPE"が出てきました。よく分からないまま、会話も先に行ってしまったのでやり過ごしたのですが、思わぬ形で答えが見つかったというところです。

既にご存知の方も多いかもしれませんが、"PPE"は、


Personal Protective (or Protection) Equipment


の頭文字を取ったもので、日本語では個人防護具などと訳されています。

この略語が人口に膾炙したきっかけは勿論新型コロナウィルス感染症の拡大にあって、Merriam-Webster Dictionaryでは今年4月にこの単語を辞書に新たに追加したとのことです。

カタール航空を利用したこともなく、今後も利用することも恐らく無いでしょうが、多くの航空会社で程度の差はあれ、同じようなな対策が取られ、乗客も行動変容を求められることになるのでしょう。


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