家の外にあまり出たがらない人、いわゆる出不精な性格の人のことを指すのに、
homebody
という単語があるそうです。知りませんでした。
In his February 2025 cover story for The Atlantic, journalist Derek Thompson dubbed our current era “the anti-social century.”
He isn’t wrong. According to our recent research, the U.S. is becoming a nation of homebodies.
Using data from the American Time Use Survey, we studied how people in the U.S. spent their time before, during and after the pandemic.
(America is becoming a nation of homebodies. The Conversation. March 10, 2025.)
パンデミックの影響もあって、家の中で事を済ますということを覚え、それが普通になったという傾向はあるにせよ、アメリカ人は基本的に家の中で過ごすことが好きなようであるという調査結果があるようです。
日本語の「引きこもり」には、深刻な対人関係の問題などを抱えている為に外出を拒否する精神状態を表す言葉であると共に、自身が外出に億劫であることを半ば自虐的に表現する言葉としても用いられていると思います。その意味では"homebody"には、後者の意味での引きこもりの意味合いも見て取れるかも知れません。
また、"recluse"という単語は、隠遁者、世捨て人と訳されますが、こちらは内向性の程度において"homebody"よりも甚だしいと言えるかと思います。
"homebody"という単語に特に変わった、目新しい発見は無いのですが、外に出かけるよりもウチが好き、という人を言うのにこんな表現があるとは知らなかったので今日の1語に取り上げました。
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