未成年者売春斡旋の罪で収監中に自殺したとされるJeffrey Epstein氏に関して、売春の顧客リストなるものが実際には存在しなかったと結論付けた司法省が批判されているという話題は昨日も取り上げたところです。
トランプ大統領は司法長官を擁護する投稿をSNSで行い、これまた批判されています。
トランプ氏はEpstein事件について、もう終わったこと、まだそんなことで騒いでいるのか、と取り合わない姿勢を見せていますが・・・。
There’s one thing all Americans who have been reading or hearing news about Jeffrey Epstein’s files or Jeffrey Epstein’s client list need to do: They need to believe the Trump administration’s sudden assertion that the Jeffrey Epstein case is a nothing burger and, above all, stop repeating the name Jeffrey Epstein.
Remember, President Donald Trump has had it with people mentioning Jeffrey Epstein, telling the MAGA faithful in a Truth Social post on July 12 to “not waste Time and Energy on Jeffrey Epstein, somebody that nobody cares about.”
(Rex Huppke. Please stop talking about Jeffrey Epstein. You're making Donald Trump mad. USA Today. July 14, 2025.)
曰く、アメリカはもっと重要なことに取り組む必要があるとのことで、Epstein事件は、
nothing burger
である、とUSAトゥデイ紙のオピニオン記事で(強烈な皮肉を以って)表現されています。
この"nothing burger"という表現は辞書に見当たりませんが、1950年頃から使われ始めた俗語だという解説がMerriam-Websterのサイトに見られます。
その定義は、
a thing that is less consequential or important than originally suspected
というもので、大事と思われていたことが実はそれほど大したことのないものであった、というような意味合いです。
アメリカ人はハンバーガーが大好きですね。チーズバーガーにチキンバーガー、フィッシュバーガー、等々、色んな種類がありますが、"nothing burger"は中身が無い(nothing)バーガーということです。
Epstein事件に関しては、各界の名士らが売春の顧客であった可能性が指摘され、その顧客リストが注目されていましたが、結局そんなものは無い、という結論が司法省から出され、政権による悪質な幕引き、揉み消しではないかとの更なる憶測を呼んでいるという状況です。
当のトランプ氏の名前もそのリストにあるのでは・・・、ということは誰もが思いつつも口に出せないのですが、オピニオン記事の各段落の最初の文字を辿ってみるとその答えが!?
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