朝食にシリアルを食べています。かれこれ10年以上になりますが、"cereal"という英単語がローマ神話で農業の神であるケレス(Ceres)から来ているとは知りませんでした。
日本語では穀物加工食品というものですが、"cereal"という単語は元は食用の穀物を実につける植物のことを指していました。
今日では朝食の定番ともなった「朝食シリアル」を指すようになったのはアメリカ英語だそうです。
Sprinkling a handful of raisins on your bowl of cereal could help you live longer.
Scientists found adding any kind of dried fruit to the morning meal slashed the risk of dying from heart disease by 18 per cent and cancer by 11 per cent.
Tucking into muesli, porridge or bran cereals first thing had a similarly beneficial effect, lowering the risk of a premature death by 10 to 15 per cent.
(Pat Hagan. How raisins with your morning cereal could help you live longer. Daily Mail. April 25, 2025.)
引用した記事は、シリアルにドライフルーツなどを混ぜるとカラダに良いという話が取り上げられています。
オーツ(大麦)にドライフルーツやナッツを加えたものはグラノーラ(granola)と呼ばれます。
ちなみに、この"granola"は元は商標であり、朝食シリアルの代表格として名詞になったものです。
元は病人食だったらしく、"granula"と呼ばれていた(恐らく、粒、顆粒を意味するgranularから付けられた名前)そうですが、後に誕生した類似品には"granola"という名前が付けられたそうで、この命名はコーンフレークで有名なケロッグ社の創業者John Harvey Kellog博士だということです。(Merriam-Webster Dictionaryオンラインの解説による。)
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