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2025年1月24日金曜日

spill the tea

記事の引用からどうぞ。


Are you waking up to wee?

A leading urologist is spilling the pee — that is, tea — on how many times you should be getting up to urinate each night.

But this golden rule isn’t one-size-fits all: The number of middle-of-the-night toilet trips you can reasonably be taking differs if you’re under 55 or older.
(Reda Wigle. The normal number of times you should be getting up to pee at night if you’re younger or older than 55. New York Post. January 23, 2025.)


歳をとってトイレが近くなった・・・、誰しもがこっそりと抱える悩みではないでしょうか?

夜中にトイレのために何度も目が覚めてしまう(新聞の広告みたいですが!?)、という悩みに対し、何回までならOKなのか、という話題です。

結論から言うと、55歳というのがひとつの節目のようですが、若い人なら睡眠中にトイレのために起きるというのは概して無く、55歳以上では目が覚めるのは1度くらいなら普通だそうです。

さて、今日の1語(表現)です。

記事に、


spilling the pee — that is, tea


というくだりがありますね。

ここで"pee"という単語を使っているのは、話題にかけたシャレで、本来は、


spill the tea


という表現です。で、この"spill the tea"というフレーズですが、秘密を漏らす、ばらす、とか、ゴシップ、噂話をする、といった意味合いのアメリカ英語の俗語表現です。

字句通りに訳すならば、お茶をこぼす、となりますが、それが秘密を明らかにするというような意味になるのはどういう訳でしょうか。

"spill the tea"というフレーズからは、同じような意味を持つ"spill the beans"というフレーズを思い出しますが、"spill the tea"の"tea"はそもそもお茶(tea)のことではないそうです。

Merriam-Webster Dictionary(オンライン)によれば、"tea"はアルファベットのTが変化したもので、そのTというのは"truth"を指す、変装趣味者の隠語だったとの解説が見られます。

つまり、"spill the tea"とは真実(T; truth)を明るみにするという意味で、そのTとはいささか後ろ暗いものであることから、あまり積極的には公にしたくない秘密やゴシップ、噂話といったものをばらすという意味で使われるようになったものと考えられます。


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