デンマークで郵便が終了、というショッキングなニュース記事を読みました。
2025年12月30日の郵便配達を以て、サービスを終了する、というのです。(これを書いている時点では既に終了した、ということになります。)
Denmark’s state-run postal service, PostNord, will deliver its last ever letter on Tuesday, as the digital age brings its 400-year-run to an end. This makes Denmark the first country in the world to decide that physical mail is no longer either essential or economically viable.
(Issy Ronald. Digital age brings Denmark’s postal service to a historic end. CNN. December 30, 2025.)
記事によると、デンマークという国は世界の中でもデジタル化が進んだ国であり、国民の大部分はデジタルデバイスやネット接続の恩恵を受けることができているのだそうです。そうした環境下におおて、もはや紙媒体による郵便サービスは必要が無い、ということだというのですが、とてもショッキングな話です。
今日の1語に、
letter
を選びました。実のところ、2025年最後の投稿に際し、その1語を選ぶのに難儀したのです。(ネタが見つかりませんでした・・・。)
「手紙」(letter)とは何でしょうか?
American Heritage Dictionaryでは、
A written or printed communication directed to a person or organization.
と定義しており、手書きされた、もしくは印刷されたコミュニケーション(通信文)としています。
興味深いことに語源欄を見ると"letter"という単語は多くの英単語と同じく、ラテン語(littera)からフランス語(littre)を経由しているのですが、遡るとギリシャ語diphterāから来ているとの説があるそうで、このギリシャ語は昔の人が文字を書き付けた羊皮紙、タブレット(デジタル端末ではありません、古代人が文字を刻んだ粘土板などを指す言葉です)を意味したそうです。
記事中、"letter"はその形式を時代と共に、パピルス、粘土板、紙、羊皮紙、などと変遷させてきたもので、デジタル化もその変遷過程の一つに過ぎない、という専門家の見解が紹介されています。妙に納得というか、納得行かないというか。
日本では年賀状の発行数も減少の一途を辿り、多くの人が「年賀状仕舞い」と言い、葉書、手紙文化は風前の燈とも言われます。明日朝届く年賀状は何枚かな?