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2020年4月28日火曜日

pick a side

英文を書く時、例えば、英語でメールを書く時に、一文(各センテンス)の間に何文字分のスペースを入れますか?

スペース2文字分、という人は古い人!?です。


In a move that some traditionalists might consider a sign we are living in the End Times, leaving two spaces after a period is now going to be flagged as an error in Microsoft Word.

When typewrites were still widely used, it was normal to leave two spaces after a period because "monospaced" characters used up the same amount of space and the larger space made it easier to spot where a sentence ended, the Smithsonian explains. Most fonts are now proportionally spaced, but the debate between one-spacers and two-spacers has still raged for many years. The change is being gradually rolled out and two-spacers may find their choice being marked as an error after their software updates, reports CNN.
(Rob Quinn. Microsoft Picks a Side in 'Great Spacing Debate.' Newser. April 27, 2020.)


小生もかつては各センテンスの間にはスペース2文字分を入れていました。もう20年以上も前のことで、一般企業でも社員一人にパソコン1台が珍しかったくらいの頃です。マイクロソフトオフィス製品もまだ初期の頃でした。

当時を懐かしく思い出します。

英文をパソコンで作成する機会がありましたが、スペースは2文字分というのは、当時参照していたスタイルマニュアルに書いてあったと思います。

その後時代は移り変わり、各センテンスの間のスペースは1文字分というのが今は主流です。

ところで、引用記事では、


Microsoft Picks a Side in 'Great Spacing Debate'


という見出しで目を引いたのですが、"Great Spacing Debate"というのは、まさしくスペースを何文字分取るか、という話であり、ワープロソフトの雄であるマイクロソフトワードが遂に、スペース2文字分をエラーとして表示するよう設定された、というのが趣旨です。

"picks a side"という成句は、議論などで一方を支持する、という意味合いです。"take(s) a side"とも表現されることもあります。

ニュアンスとしては、肩入れする、という表現がしっくりくるように思います。

この場合は、「スペース1文字分」の方の肩を持つ、ということになりますね。


1 件のコメント:

  1. 蘭です。
    今回の記事を読んでいるうちに、意味はわかりますが使う時に思い出せない単語が複数ありました(もちろん日本語の表現)。ワープロソフトや「肩を持つ・肩を入れる」や「しっくり」などです。しっかり覚えて今度使ってみます。
    とても勉強になりました。ありがとうございます。

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