記事の引用からどうぞ。
Three cheers for Big Pharma as it rushes to develop a vaccine
Doctors warn us that we can’t feel truly safe against the novel coronavirus until an effective vaccine is developed. Fortunately, there’s good news on that front. Both in the United States and elsewhere, many vaccines are already either being tested on humans or will be soon.
Two clinical trials are in process in the United States. One underway in Seattle uses two doses injected into the bloodstream while a second, being performed in Kansas City and Philadelphia, merely pricks the skin and is followed by a small electric shock to help the chemicals penetrate deeper into the body. Researchers at the University of Pittsburgh School of Medicine are applying to the Food and Drug Administration to put a third potential vaccine into clinical trials soon.
(Henry Olsen. Three cheers for Big Pharma as it rushes to develop a vaccine. The Washington Post. April 9, 2020.)
新型コロナウィルスによる感染症のワクチンの開発が急ピッチで進められています。
医薬品の開発には動物での非臨床試験に始まり、人での安全性の確認や有効性の検証などを経て、長い年月をかけて行われるところ、既存の医薬品がコロナウィルスに有効だという報告もあり、臨床試験がスタートしているものもあるようです。
ということで、記事のタイトルなんですが、
Three cheers for Big Pharma as it rushes to develop a vaccine
とあります。
製薬メーカー頑張れ!というところでしょうか、"three cheers (for)"というのは、辞書を引くと、
万歳三唱
とありました。
英語文化でも「万歳三唱」とは、不勉強にして知りませんでした。
"three cheers"も「万歳三唱」も3という数字が同じというのは興味深いところです。
英語での"three cheers"とは、
hip, hip, hooray(もしくは、hurrah)
という発声を3回繰り返すというものだそうです。
ちなみに実際にはどんな感じなんだろうと思ってネットの動画を見てみますと、最初の"hip, hip..."は一人が掛け声のように(また、やや早口で)発し、続く"...hooray (hurrah)"を全員が唱和する、というような感じでした。
これを読んだ貴方は、英語国民に混じっても自信をもって万歳三唱できますね(笑)
2020年4月10日金曜日
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蘭です。
返信削除万歳三唱は即位の礼で一度見たことがあります(ユーチューブのニュースチャンネルで)が、普通の行事でもそうしますか?
3という数字はどの文化でも魅力的な数字のようですね。中国の歴史ドラマでは、よく「吾皇万岁万岁万万岁」(万歳万歳万歳と同じなんですね)と唱えるシーンがあります。そして、中国の成語でもよく「三」という字を使っています。1日の食事が三回、考える時が三思、人の成長を表す「三十而立」など、「三」は漢字文化で縁の深い言葉ですね。では、英語などで、三はこのような特別な意味があるでしょうか。