イランの最高指導者に選出されたモジタバ師について、トランプ米大統領はかねてより指導者に値しない人物として後継指名には否定的な考えを示していました。
報道によるとモジタバ師について、
lightweight
だと侮ったそうです。
BEFORE he suffered an inglorious death in US-Israeli strikes, Ayatollah Ali Khamenei ensured his most important wish was in his will.
He asked that his impotent son, Mojtaba Khamenei, not be named as his successor.
Mojtaba was slammed as a “lightweight” by US President Donald Trump ahead of his selection as Iran’s new Supreme Leader.
(Claudia Lee. Why not even slain Ayatollah wanted his impotent son to become Iran’s Supreme Leader after Trump dubs thug ‘lightweight’. The Sun. March 10, 2026.)
"lightweight"の意味ですが、つまらない人物、(能力や影響力の面で劣る)愚鈍な人物という意味があるそうです。
A person of little ability, intelligence, influence, or importance.
(American Heritage Dictionary)
"lightweight"がボクシングの階級であるライト級から来ていることは明らかです。文字通り「軽量」ということですが、軽いものは低く見られ貶されるというのは分からないでもありませんが、"lightweight"が軽蔑的な意味合いで使われるとは知りませんでした。
ランダムハウス英語辞書によるとライト級はフェザー級とバンタム級の間の選手だとあり、体重にして56.7〜61 kgだということです。
ではライト級より軽いフェザー級(featherweight)はどうなんだ?と思って辞書を引いてみると、やはり重要ではない人物を指す表現として使われるようで、American Heritage Dictionaryに下記のようにあります。
An insignificant person: a political featherweight.
でも、最も軽いフライ級(flyweight)にはそういう意味合いは無いようなんですが。
ところで冒頭引用しました英大衆紙「サン」の記事によりますと、今回の軍事作戦により殺害されたハメネイ師は元々次男のモジタバ師を後継として推薦していなかったとあります。
興味深い話しですが、モジタバ師は"impotent son"とあります。"impotent"は"lightweight"との評価と通ずるのかと思い読み進めますと以下のくだりがあり・・・。
US intelligence suggests Mojtaba married late in life in 2004 – reportedly due to the “impotency problem treated and eventually resolved during three extended visits to the UK”.
(ibid.)
モジタバ師は最終的に妻との間に子をもうけることが叶ったそうですが、その妻も子も今回の軍事攻撃で失ってしまったそうです。