クマの話です。アメリカではFat Bear Weekという毎年のイベントでクマの人気投票が行われているそうです。その人気投票で「89 Backpack」という名前のクマが16頭の候補の中から一番人気に選出されたというニュース記事からの引用です。
A brown bear known as 89 Backpack has won the annual Fat Bear Week competition, after what the US National Parks Service described as a "battle of size, skill, snack acquisition, and strategic loafing".
Backpack's wideness narrowly defeated a bear known only as 910, earning 103,344 votes to 910's 98,253 in the final round of the competition, which is run by the Katmai National Park in Alaska.
The National Parks Service thanked the 16 bears who "involuntarily participated" in the competition, now in its thirteenth year.
Backpack, who was described by one supporter as having both the "chonk and the badonk", will shortly enter hibernation, which can last up to six months.
(Helen Sullivan. 'Backpack' declared Alaska's Fat Bear Week winner. BBC News. September 30, 2026.)
日本ではクマの市街地の出没が相次ぎ、最近は少し収まっているようですが、クマに対して忌避感が拭えないところがあろうかと思います。
一番人気の「89 Backpack」については、
the "chonk and the badonk"
がその人気の理由とあります。"chonk"という単語には丸々と太った体形というよいな意味があります。一方の"badonk"ですが、こちらは辞書に載っておらず、意味の手掛かりがありませんが、"chonk"と"badonk"とが韻を踏んでいるようにも感じられます。
ネットで検索すると"badonk"にはやはり丸々と肥えたお尻を指す意味なのだそうです。特に女性のそれを指すらしく、やや性的な意味合いも帯びているようです。この"badonk"という単語は先述しましたように辞書には載っていないのですが、小生は臀部を意味する"buttock"から来ているのかと思いました。しかし、ネットでのいくつかのソースによると、"badonkadonk"(または、badunkadunk)という俗語に由来するらしく、これはボーリングの球を転がした時の音、つまり擬音語だというのです。なるほど、ボーリングにしばらく行っていませんが、あの重たい玉は丸々と肥えたお尻に見立てられなくもありませんし、床に転がすとそんな音(!?)がしそうです。
クマに愛らしさを感じるのはやはりあの丸々と太った体形にあるのだろうと思いますが、"chonk"も"badonk"もそうした体形についての表現であり、韻を踏んだフレーズとして一体を成すパターンで使われることが多いようです。日本語でいう「ずんぐりむっくり」に近いという説明もあります。