先日、約3ヶ月のブランクを経て公務に復帰したマコネル上院議員の話題を取り上げましたが、今日読んだ記事によるとその後も車椅子で登院し、法案議決の投票を行ったと報じられています。
記事によれば、マコネル議員は報道のカメラに向けて"peace sign"をしてみせ、元気なところをアピールしたとあります。
Sen. Mitch McConnell, R-Kentucky, appeared to acknowledge cameras with a peace sign on Tuesday, Sept. 22, after returning to his Washington home from the U.S. Capitol.
The 84-year-old senator was captured on video being pushed in a wheelchair toward the entrance of his residence after spending time on Capitol Hill. As he was being taken inside, McConnell raised two fingers in what appeared to be a peace sign.
The moment came about a week after McConnell returned to the Senate following a months-long absence from public view.
(Anthony Thompson. Mitch McConnell flashes peace sign after Capitol return. USA TODAY. September 24, 2026.)
そうです、"peace sign"とはあの「ピース」のことです。この「ピース」、あるいは「Vサイン」とも呼ばれる、写真を撮る際にカメラに向けられる二本指を立てて作るハンドサインというのは小生が子供の頃流行っていた(?!)と言いますか、当たり前のようにやっていたので、日本人の文化で和製英語だろうと勝手に思い込んでいたのですが、そうでは無いということを知った次第です。
Merriam-Webster Dictionaryでは、
a sign made by holding the palm outward and forming a V with the index and middle fingers and used to indicate the desire for peace
と定義されています。
この"peace sign"の起源は諸説あるようですが、Wikipediaによりますと、元は"victory sign"、つまりVサインとして始まったもののようです。
昔、戦争で負けた側の兵士は銃の引き金を引くことが出来ないように人差し指と中指を切り落とされたそうですが、この二本指はまさしく"peace sign"、また"victory sign"を形造るのに使う指です。戦いに勝ち残るということは指を切り落とされなかったということであり、勝利をアピールするのにこの二本指を立てたハンドサインが定着したという説です。
この"victory sign"が"peace sign"へと変わってきたのはベトナム戦争の時代だといいます。アメリカなどで反戦運動が高まった時期です。勝利(victory)を声高に主張するのではなく、平和(peace)を希求する、ということでしょうか。
小生が子供の時、写真に写る際にこぞってやるあの「ピースサイン」は戦後に定着したものとの話もあります。アメリカの進駐軍がやっていたのをを真似たということらしいですが、つまりは和製英語でも無かったということで、小生の不勉強を恥じる次第です。