本日、5月19日は記念すべき「えいご1日1語」の10周年となります。
2009年5月19日の第1回目から、実に10年間に渡って続けることができ、感慨深いものがあります。
本日のこの投稿は2,640回目の投稿となります。
思い起こしてみますと、2009年当時、仕事で英語を使う機会が少なくなったことの危機感から、日々英語に触れる機会を持つための手段として、ブログで1日1語を取り上げるという方法を思いつき、実行に移したのがきっかけでした。
このブログを始める以前にも英語表現や単語、それらの語源に関する関心はありましたので、それらを自分自身の備忘録のような形でまとめておきたいというような構想はありました。
「月曜〜金曜、独断で選んだ1語」というコンセプトはスタート以来変わっておりません。
この「月曜〜金曜」毎日、というのはなかなか大変なものがありました。
まず、その日取り上げる「ネタ」となる単語、表現が見つからないということ。「ネタ」はそれなりに新鮮味があって、読んでいただく方がへぇー、と思っていただけるようなものにしたいという思いがありました。
ところがその「ネタ」がなかなか見つからない日というのがあります。
「えいご1日1語」で取り上げるネタは時事ネタ、特に海外メディアによるニュース記事から拾ったものがほとんどですが、ある日は朝一番に通勤電車でアクセスしたニュース記事にネタとなる単語に出会うこともあれば、またある日は何十という記事にアクセスしてもそのネタが見つからないことがありました。
正直なところ、週末の土日はこのネタ探しから解放されるのでホッとしています。
夏休みや年末年始など、旅行等に出かける場合は、移動先でネットへのアクセスができない場合があったり、そもそも記事を書くための時間が取れないことが想定されるので前もって記事を書き貯めておく、というようなことも何度かやりました。そのような場合は時事ネタではなく、あるテーマを決めておいて、そのテーマに沿った単語や表現を辞書等であらかじめピックアップするというようなことをやったものです。
10年間続けてきた中で良かったなと思うのは、ブログを読んで下さった方からのフィードバックを頂いた時です。
私は英語の専門家でも、教育者でも、何でもありませんので、記事の内容が学術的に正しいとか、英語を学んでいる人に役立つとか、そういうことは決して言えませんが、私自身が面白いな、興味深いなと思って取り上げた単語や英語表現について、同じように関心を持って下さる方からコメントを頂いたり、時に、参考になりました、というコメントを頂いた時には、嬉しいものです。
また、取り上げた単語や表現について、私が知らなかったことを教えていただくというようなこともよくあります。勉強になります。
私自身、多くの英語表現に触れてきたことで、語彙力が上がってきたということも実感しているところです。過去の記事を振り返ってみると、今日現在だったら取り上げなかったと思われる単語や表現をその当時は知らなかった、ということに却って驚きを覚えるということもあるものです。
さらには、ほぼ毎日海外のニュース記事にアクセスすることで、時事問題にも詳しくなり、海外の同僚などと雑談する際にも役に立つことが多くありました。
実は10年を一区切りとしてこのブログは一旦お休みにしようかということも考えたのですが、ここまで続けることで得られた多くのことを考えるとやめるのは勿体ないようにも思えてきたので、もうしばらくは続けてみたいと思っています。
ということで、月曜〜金曜、相変わらずその日のネタ探しに苦心する日がこれからも続きそうです。
2019年5月19日日曜日
2017年2月6日月曜日
閑話休題 ― 適正な労働時間の議論に思う
朝刊で、大手広告代理店電通の女性社員の過労自殺に端を発した残業(労働)時間の規制について、現在議論されている政府案に関する記事を読みました。
ご存知の通り、法定労働時間は週40時間でこれを超える場合、労使が合意した場合のみ、残業が認められます。(俗に言う、36協定。)
この残業の上限を、月60時間、年間720時間に設定するという案があるそうです。また、繁忙期には月100時間(週休2日制の下働く労働者の場合で1日平均5時間)にするというのが政府案だそうですが、妥当とする経団連に対し、とんでもないと反対する連合、という構図であると報じられています。
ところで偶然昼休みに読んだ記事によると、オーストラリアでは心身に影響を及ぼさない適正な労働時間は週39時間が限度だという大学の研究報告があるそうです。
Australian National University researchers are calling for an end to the long hours worked by Australians, in the name of health and wellbeing.
They examined the working lives of 7890 adults and concluded that a culture of working overtime — with 40 per cent of Australians working more than 40 hours a week — was having a negative impact.
“Our findings showed that on average, the maximum number of hours that can be worked before mental health starts to suffer is 39 hours,” the study’s authors wrote.
“Long work hours erode a person’s mental and physical health, because it leaves less time to eat well and look after themselves properly ... Australian businesses need to adhere to a healthy work hour limit for the mental health of workers.”
(Dana McCaury. Working more than 39 hours a week ‘damages physical and mental health’, study finds. News.com.au. February 3, 2017.)
一瞬目を疑いましたが、紛れも無く、「週39時間」。敢えて言うと残業時間の話ではなく、労働時間の話です。
1日平均8時間にもなりません。
日本における「過労死ライン」は、残業時間が「1ヶ月100時間超、または2~6ヶ月の月平均80時間超」というものです。
単に文化の違いと片付けてしまって良いのでしょうか?
ご存知の通り、法定労働時間は週40時間でこれを超える場合、労使が合意した場合のみ、残業が認められます。(俗に言う、36協定。)
この残業の上限を、月60時間、年間720時間に設定するという案があるそうです。また、繁忙期には月100時間(週休2日制の下働く労働者の場合で1日平均5時間)にするというのが政府案だそうですが、妥当とする経団連に対し、とんでもないと反対する連合、という構図であると報じられています。
ところで偶然昼休みに読んだ記事によると、オーストラリアでは心身に影響を及ぼさない適正な労働時間は週39時間が限度だという大学の研究報告があるそうです。
Australian National University researchers are calling for an end to the long hours worked by Australians, in the name of health and wellbeing.
They examined the working lives of 7890 adults and concluded that a culture of working overtime — with 40 per cent of Australians working more than 40 hours a week — was having a negative impact.
“Our findings showed that on average, the maximum number of hours that can be worked before mental health starts to suffer is 39 hours,” the study’s authors wrote.
“Long work hours erode a person’s mental and physical health, because it leaves less time to eat well and look after themselves properly ... Australian businesses need to adhere to a healthy work hour limit for the mental health of workers.”
(Dana McCaury. Working more than 39 hours a week ‘damages physical and mental health’, study finds. News.com.au. February 3, 2017.)
一瞬目を疑いましたが、紛れも無く、「週39時間」。敢えて言うと残業時間の話ではなく、労働時間の話です。
1日平均8時間にもなりません。
日本における「過労死ライン」は、残業時間が「1ヶ月100時間超、または2~6ヶ月の月平均80時間超」というものです。
単に文化の違いと片付けてしまって良いのでしょうか?
2016年4月5日火曜日
閑話休題 ― スペルミスをするようでは大統領になれません
アメリカ大統領選で、ドナルド・トランプ氏との争いに敗れ、共和党の指名候補から脱落してしまったマルコ・ルビオ議員のスペルミスが取り沙汰されています。
It hasn’t been a good spell for Marco Rubio, who managed to botch the name of the United States in a letter.
The senator from Florida, who bowed out of the Republican presidential race after his home state primary, sent a letter asking the Alaska GOP not to release his pledged delegates before the national convention.
His missive to GOP Chairman Peter Goldberg contained an awkward faux pas – he referred to the 172 delegates he won while running for the highest office in the “Untied States.”
(Yaron Steinbuch. Rubio won’t be president of the United States and he can’t spell it either. New York Post. March 30, 2016.)
スペルミスというのは、"United States"と書くべきところを
Untied States
としてしまった、というものです。
"united"(結束する)が"untied"(バラバラ)とはこれまた悪い洒落ではないでしょうか。
記事にはルビオ議員が署名している問題のレターの画像へのリンクがあります。
大統領に名乗りをあげようという人間が、国名の表記でスペルミスを犯しているようでは何をかいわんや、と記事は手厳しいです。
以前、チリ造幣局のスペルミスを取り上げたことがありますが、たかがスペルミス、されどスペルミス・・・、ですね。
しがないサラリーマンの私も、Eメールは送信前にスペルチェックをちゃんとしないと・・・。
It hasn’t been a good spell for Marco Rubio, who managed to botch the name of the United States in a letter.
The senator from Florida, who bowed out of the Republican presidential race after his home state primary, sent a letter asking the Alaska GOP not to release his pledged delegates before the national convention.
His missive to GOP Chairman Peter Goldberg contained an awkward faux pas – he referred to the 172 delegates he won while running for the highest office in the “Untied States.”
(Yaron Steinbuch. Rubio won’t be president of the United States and he can’t spell it either. New York Post. March 30, 2016.)
スペルミスというのは、"United States"と書くべきところを
Untied States
としてしまった、というものです。
"united"(結束する)が"untied"(バラバラ)とはこれまた悪い洒落ではないでしょうか。
記事にはルビオ議員が署名している問題のレターの画像へのリンクがあります。
大統領に名乗りをあげようという人間が、国名の表記でスペルミスを犯しているようでは何をかいわんや、と記事は手厳しいです。
以前、チリ造幣局のスペルミスを取り上げたことがありますが、たかがスペルミス、されどスペルミス・・・、ですね。
しがないサラリーマンの私も、Eメールは送信前にスペルチェックをちゃんとしないと・・・。
2015年12月14日月曜日
閑話休題 ― ピリオドはぶっきらぼう!?
電子メールや携帯・スマホのショートメッセージで、文末にピリオドを付けない傾向がこのところ増加しているようです。そう言われてみれば、そんな気がします。個人的にはプライベートで英文のメッセージをやり取りをすることは少ないですが、まれにビジネス(仕事のメールの中)でもピリオドが使われていないメールを受け取ったことがあるように思います。
驚くことに、インターネットやスマホ世代の中核を担う若い人たちの間では、テキストメッセージの文末にピリオドを付けるのは無粋な人間がやることと思っている人が多いのだそうです。
こうした傾向は伝染しやすい(!?)のでしょうか。最近行われた調査では、ピリオド有りのセンテンスはピリオド無しのセンテンスと比べて「誠意に欠ける」(insincere)と感じる、という回答がはっきりと傾向に現れたそうです。
The world of text-based messaging is no place for proper punctuation, according to a newly released American study — unless, of course, you want to be seen as a jerk.
Researchers from the department of psychology at New York's Binghamton University recently conducted a series of experiments with undergraduate students to explore the role of the period in text messages.
Participants were asked to read 16 different conversations in the form of either texts or handwritten notes. Every exchange included an invitation question (e.g., "Dave gave me his extra tickets. Wanna come?) and an affirmative, one-word response (Sure, Yup, OK, etc.).
After asking the students to rate how "sincere" each reply sounded, researchers noticed a stark contrast in perception between the replies that had a period at the end of them and those that didn't, despite the messages being otherwise identical.
And no, respondents who used periods weren't perceived as being smarter than the others for using proper punctuation.
"Texts that ended with a period were rated as less sincere than those that did not," reads the abstract of the study, which was published last month in the journal Computers in Human Behavior.
(Lauren O'Neil. Ending a text message with a period makes you seem like a jerk, study shows. CBC News. December 10, 2015.)
引用が少し長くなってしまいましたが、全文はこちらをご覧ください。
ピリオドがない文は文ではありません、という英語教育を受けてきた人間としては不可解ではありますが、ピリオド無し、あるいは"!"などの感嘆符(exclamation point)や顔文字(emoticon)がある方がピリオド有り(というだけの)文よりも、より感情がこもっている、と言われれば、それはまあそんなもんかな、とは思います。
つまり、ピリオドで文を終えると断ち切られたような印象を与えるのかもしれません。ぶっきらぼうに響くということでしょうか。
以前に、ピリオドはあったのか、なかったのか、という話題を取り上げましたが、ウン十年後、百年後にテキストを分析する人は苦労するのかもしれません(!?)
否、たかがスマホのショートメッセージの世界の話ですから、と言いたいところですが、ピリオドの存在が脅かされていると言えなくもないですね。
驚くことに、インターネットやスマホ世代の中核を担う若い人たちの間では、テキストメッセージの文末にピリオドを付けるのは無粋な人間がやることと思っている人が多いのだそうです。
こうした傾向は伝染しやすい(!?)のでしょうか。最近行われた調査では、ピリオド有りのセンテンスはピリオド無しのセンテンスと比べて「誠意に欠ける」(insincere)と感じる、という回答がはっきりと傾向に現れたそうです。
The world of text-based messaging is no place for proper punctuation, according to a newly released American study — unless, of course, you want to be seen as a jerk.
Researchers from the department of psychology at New York's Binghamton University recently conducted a series of experiments with undergraduate students to explore the role of the period in text messages.
Participants were asked to read 16 different conversations in the form of either texts or handwritten notes. Every exchange included an invitation question (e.g., "Dave gave me his extra tickets. Wanna come?) and an affirmative, one-word response (Sure, Yup, OK, etc.).
After asking the students to rate how "sincere" each reply sounded, researchers noticed a stark contrast in perception between the replies that had a period at the end of them and those that didn't, despite the messages being otherwise identical.
And no, respondents who used periods weren't perceived as being smarter than the others for using proper punctuation.
"Texts that ended with a period were rated as less sincere than those that did not," reads the abstract of the study, which was published last month in the journal Computers in Human Behavior.
(Lauren O'Neil. Ending a text message with a period makes you seem like a jerk, study shows. CBC News. December 10, 2015.)
引用が少し長くなってしまいましたが、全文はこちらをご覧ください。
ピリオドがない文は文ではありません、という英語教育を受けてきた人間としては不可解ではありますが、ピリオド無し、あるいは"!"などの感嘆符(exclamation point)や顔文字(emoticon)がある方がピリオド有り(というだけの)文よりも、より感情がこもっている、と言われれば、それはまあそんなもんかな、とは思います。
つまり、ピリオドで文を終えると断ち切られたような印象を与えるのかもしれません。ぶっきらぼうに響くということでしょうか。
以前に、ピリオドはあったのか、なかったのか、という話題を取り上げましたが、ウン十年後、百年後にテキストを分析する人は苦労するのかもしれません(!?)
否、たかがスマホのショートメッセージの世界の話ですから、と言いたいところですが、ピリオドの存在が脅かされていると言えなくもないですね。
2015年9月2日水曜日
今日は何の日?(8月31日) ― 831
遅ればせながら、8月が終わってしまいました。多くの人にとっては、楽しい夏が終わってしまった、夏休みが終わってしまった、という感慨もあるでしょうか。
うだるような暑さが鳴りをひそめ、先週くらいから秋雨前線が停滞する日本列島各地で曇りや雨の天気が続き、どんよりとした空を毎日眺めていると、あの暑かった晴天の日々にもう一度戻ってきてもらいたいような気になるのが不思議です。
さて、8月最終日、8月31日は「野菜の日」などと言われたりもしますが、英語圏では"8-3-1"という数字は特別な意味を持つらしいことをつい先日知りました。
"8-3-1"は、"I Love You."を現しているのだそうです。ご存知でしたか?
少々こじつけのようにも思えるのですが、8文字で、3つの単語、意味するところは1つ、ということで、"8-3-1"なのだそうです。
また、"1-4-3"と書かれることもあるそうです。(こちらは、各単語の文字数を捉えているのですね。)
ケータイメールのテキストなどでよく使われるそうですが、私は見たことがありません。(勿論、言われたことなどないのですが・・・(笑))
うだるような暑さが鳴りをひそめ、先週くらいから秋雨前線が停滞する日本列島各地で曇りや雨の天気が続き、どんよりとした空を毎日眺めていると、あの暑かった晴天の日々にもう一度戻ってきてもらいたいような気になるのが不思議です。
さて、8月最終日、8月31日は「野菜の日」などと言われたりもしますが、英語圏では"8-3-1"という数字は特別な意味を持つらしいことをつい先日知りました。
"8-3-1"は、"I Love You."を現しているのだそうです。ご存知でしたか?
少々こじつけのようにも思えるのですが、8文字で、3つの単語、意味するところは1つ、ということで、"8-3-1"なのだそうです。
また、"1-4-3"と書かれることもあるそうです。(こちらは、各単語の文字数を捉えているのですね。)
ケータイメールのテキストなどでよく使われるそうですが、私は見たことがありません。(勿論、言われたことなどないのですが・・・(笑))
2014年11月19日水曜日
閑話休題 ― OEDが2014年の新語大賞に"vape"を決定
随分久しぶりですが、閑話休題のコーナーです。
昨日のニュースですが、英語辞書の総本山とも言える、Oxford English Dictionaryが2014年のWord of the Year(新語大賞!?)に"vape"を選出したと発表しました。
この"vape"という単語は、えいご1日1語でも以前に取り上げたことがありますのでご記憶の方も多いでしょう。
Oxford Dictionaries has named "vape" the Word of the Year for 2014.
According to the wordsmiths, the verb means to "inhale and exhale the vapour produced by an electronic cigarette or similar device."
Vape can also be used as a noun to describe the electronic cigarette itself.
This year, use of the word "vape" has more than doubled compared to 2013, according to Oxford Dictionaries.
(Lauren Boyer. Oxford Dictionaries Names 'Vape' 2014 Word of the Year. US News & World Report. November 18, 2014.)
"vape"の初出は1980年代だということですが、電子タバコが発明されたのは2013年(中国)だそうです。今年になってからは、電子タバコの急速な浸透と共に、"vape"の出現回数が倍以上に増加したそうです。
Word of the Year選出のプロセスについてあまり詳しくは知りませんが、"vape"以外に候補となっていた単語についても記事で取り上げられており、そのいくつかは当ブログでも取り上げたことがある単語が含まれています。
惜しくも選に漏れてしまった4つの単語についても当ブログで取り上げていきたいと思います。ご期待ください。
昨日のニュースですが、英語辞書の総本山とも言える、Oxford English Dictionaryが2014年のWord of the Year(新語大賞!?)に"vape"を選出したと発表しました。
この"vape"という単語は、えいご1日1語でも以前に取り上げたことがありますのでご記憶の方も多いでしょう。
Oxford Dictionaries has named "vape" the Word of the Year for 2014.
According to the wordsmiths, the verb means to "inhale and exhale the vapour produced by an electronic cigarette or similar device."
Vape can also be used as a noun to describe the electronic cigarette itself.
This year, use of the word "vape" has more than doubled compared to 2013, according to Oxford Dictionaries.
(Lauren Boyer. Oxford Dictionaries Names 'Vape' 2014 Word of the Year. US News & World Report. November 18, 2014.)
"vape"の初出は1980年代だということですが、電子タバコが発明されたのは2013年(中国)だそうです。今年になってからは、電子タバコの急速な浸透と共に、"vape"の出現回数が倍以上に増加したそうです。
Word of the Year選出のプロセスについてあまり詳しくは知りませんが、"vape"以外に候補となっていた単語についても記事で取り上げられており、そのいくつかは当ブログでも取り上げたことがある単語が含まれています。
惜しくも選に漏れてしまった4つの単語についても当ブログで取り上げていきたいと思います。ご期待ください。
2014年7月4日金曜日
閑話休題 ― ピリオドはあったのか、無かったのか
久しぶりの閑話休題のコーナーです。
大分前に不定冠詞の"a"があったのか無かったのか、それが問題、という記事を取り上げたことがありますが、今日は“ピリオド”(.)が問題です。
Every Fourth of July, some Americans sit down to read the Declaration of Independence, reacquainting themselves with the nation’s founding charter exactly as it was signed by the Second Continental Congress in 1776.
Or almost exactly? A scholar is now saying that the official transcript of the document produced by the National Archives and Records Administration contains a significant error — smack in the middle of the sentence beginning “We hold these truths to be self-evident,” no less.
The error, according to Danielle Allen, a professor at the Institute for Advanced Study in Princeton, N.J., concerns a period that appears right after the phrase “life, liberty and the pursuit of happiness” in the transcript, but almost certainly not, she maintains, on the badly faded parchment original.
That errant spot of ink, she believes, makes a difference, contributing to what she calls a “routine but serious misunderstanding” of the document.
(Jennifer Schuessler. If Only Thomas Jefferson Could Settle the Issue. The New York Times. July 2, 2014.)
今日、7月4日はアメリカ独立記念日(The Independence Day)の祝日です。
1776年にトーマス・ジェファーソンがしたためた独立宣言(Declaration of Independence)の文書の中でピリオドがあったのか無かったのか、ということが研究者の間で問題になっているようです。
問題はNational Archives and Records Administration(日本でいう国会図書館とか公文書保存館みたいなところでしょうか)が発行している“写し”に端を発するらしく、オリジナルに本来無かったはずのピリオドが付け加えられているために、解釈が全く違ってしまうということのようです。
その箇所ですが、独立宣言の文中に“(アメリカ国民が)自明の真実として保持している”("We hold these truths to be self-evident")として列挙される項目中の部分なのだそうです。
項目がいくつか続いて、
life, liberty and the pursuit of happiness
とある次に、
That to secure these rights, Governments are instituted among Men, deriving their just powers from the consent of the governed
と続くのですが、“写し”ではオリジナルには無いピリオドが"...the pursuit of happiness"の後に付け加えられており、故に“自明の真実”に“政府”(Governments)が含まれないということになります。
これが具体的に何を意味するのかということが今一つピンと来ないかもしれませんが、要は自由や幸福の追求といった基本的人権とそれを保護する政府というものを同列に置いているのか(ピリオドがない場合の解釈)、あるいは飽くまで基本的人権が先で、政府というものをそれとは別に捉えるのか(ピリオドがある場合の解釈)、といったことのようです。
問題の“写し”の画像を含む詳細は記事をご覧下さい。
大分前に不定冠詞の"a"があったのか無かったのか、それが問題、という記事を取り上げたことがありますが、今日は“ピリオド”(.)が問題です。
Every Fourth of July, some Americans sit down to read the Declaration of Independence, reacquainting themselves with the nation’s founding charter exactly as it was signed by the Second Continental Congress in 1776.
Or almost exactly? A scholar is now saying that the official transcript of the document produced by the National Archives and Records Administration contains a significant error — smack in the middle of the sentence beginning “We hold these truths to be self-evident,” no less.
The error, according to Danielle Allen, a professor at the Institute for Advanced Study in Princeton, N.J., concerns a period that appears right after the phrase “life, liberty and the pursuit of happiness” in the transcript, but almost certainly not, she maintains, on the badly faded parchment original.
That errant spot of ink, she believes, makes a difference, contributing to what she calls a “routine but serious misunderstanding” of the document.
(Jennifer Schuessler. If Only Thomas Jefferson Could Settle the Issue. The New York Times. July 2, 2014.)
今日、7月4日はアメリカ独立記念日(The Independence Day)の祝日です。
1776年にトーマス・ジェファーソンがしたためた独立宣言(Declaration of Independence)の文書の中でピリオドがあったのか無かったのか、ということが研究者の間で問題になっているようです。
問題はNational Archives and Records Administration(日本でいう国会図書館とか公文書保存館みたいなところでしょうか)が発行している“写し”に端を発するらしく、オリジナルに本来無かったはずのピリオドが付け加えられているために、解釈が全く違ってしまうということのようです。
その箇所ですが、独立宣言の文中に“(アメリカ国民が)自明の真実として保持している”("We hold these truths to be self-evident")として列挙される項目中の部分なのだそうです。
項目がいくつか続いて、
life, liberty and the pursuit of happiness
とある次に、
That to secure these rights, Governments are instituted among Men, deriving their just powers from the consent of the governed
と続くのですが、“写し”ではオリジナルには無いピリオドが"...the pursuit of happiness"の後に付け加えられており、故に“自明の真実”に“政府”(Governments)が含まれないということになります。
これが具体的に何を意味するのかということが今一つピンと来ないかもしれませんが、要は自由や幸福の追求といった基本的人権とそれを保護する政府というものを同列に置いているのか(ピリオドがない場合の解釈)、あるいは飽くまで基本的人権が先で、政府というものをそれとは別に捉えるのか(ピリオドがある場合の解釈)、といったことのようです。
問題の“写し”の画像を含む詳細は記事をご覧下さい。
2014年4月21日月曜日
閑話休題
今日は月曜日ですが休暇をいただいております。久しぶりの“閑話休題”です。
添い遂げる、とはこういうことを言うのでしょう。記事を読んで感動しました。
An Ohio couple who met as teenagers and were married for 70 years, almost never sleeping apart, died from natural causes within a span of 15 hours, according to their daughter.
Helen Felumlee, 92, died on April 12 at their home in Nashport, Ohio, about 55 miles east of Columbus, and her husband Kenneth Felumlee, 91, passed away the next day, according to their joint obituary.
“We knew when one went, the other was going to go,” daughter Linda Cody told the Zanesville Times Recorder. “We wanted them to go together, and they did.”
(Couple married 70 years dies hours apart. New York Post. April 20, 2014.)
70年間連れ添った夫婦には8人の子供、23人の孫、そして43人のひ孫がいるそうです。70年間常に寝食を共にし、朝食時は手を握り合っていたそうです。
それにしても、70年とは凄い数字です。金婚式が50年、その次はダイヤモンド婚と呼ばれる60周年(あるいは75周年)です。何故か、結婚70周年の“式”がありません。
最初に妻のHelenさんが逝き、15時間後に、そのことを知った夫のKennethさんが次いで息を引き取ったということです。いずれも老衰(died from natural causes)だったということです。
添い遂げる、とはこういうことを言うのでしょう。記事を読んで感動しました。
An Ohio couple who met as teenagers and were married for 70 years, almost never sleeping apart, died from natural causes within a span of 15 hours, according to their daughter.
Helen Felumlee, 92, died on April 12 at their home in Nashport, Ohio, about 55 miles east of Columbus, and her husband Kenneth Felumlee, 91, passed away the next day, according to their joint obituary.
“We knew when one went, the other was going to go,” daughter Linda Cody told the Zanesville Times Recorder. “We wanted them to go together, and they did.”
(Couple married 70 years dies hours apart. New York Post. April 20, 2014.)
70年間連れ添った夫婦には8人の子供、23人の孫、そして43人のひ孫がいるそうです。70年間常に寝食を共にし、朝食時は手を握り合っていたそうです。
それにしても、70年とは凄い数字です。金婚式が50年、その次はダイヤモンド婚と呼ばれる60周年(あるいは75周年)です。何故か、結婚70周年の“式”がありません。
最初に妻のHelenさんが逝き、15時間後に、そのことを知った夫のKennethさんが次いで息を引き取ったということです。いずれも老衰(died from natural causes)だったということです。
2013年7月24日水曜日
閑話休題:“お悔やみ~”ではなかった ― thoughts and prayers are with...
以前にも取り上げたことがありますが、
My thoughts and prayers are with...
という典型的なフレーズがあります。
大規模な災害や事故があったり人が亡くなった際に、弔意や哀悼の意を示したり、慰めの言葉として用いられる表現です。
私はこの表現を日本語で言うところの、“お悔やみ申し上げます”とほとんど同等のものと思っていたのですが、そうでないことを今日知りました。
以下の引用は、イギリスのキャサリン妃が男の子を出産したニュース記事からのものです。
LONDON — Britain's royal baby spawned a social media frenzy on Monday, but one newspaper's website installed a "republican button" to let readers escape the wall-to-wall coverage.
The announcement that Prince William's wife Kate had gone into labour sent #RoyalBaby and similar tags trending on the microblogging site Twitter.
Among those tweeting was the Archbishop of Canterbury Justin Welby, who as head of the Church of England is expected to baptise the royal infant.
"My thoughts and prayers are with Kate and the whole family on this enormously special day," Welby tweeted.
(Britain's #RoyalBaby blitzes social media. AFP. July 22, 2013.)
ロイヤルベビーが生まれたという国を挙げての慶事ですから、“お悔やみ~”であるはずがありません。相手のことを気遣う場面で用いられる表現であり、相手と同じ気持ちですよ、というのがメッセージなのでしょう。
また1つ勉強になりました。
My thoughts and prayers are with...
という典型的なフレーズがあります。
大規模な災害や事故があったり人が亡くなった際に、弔意や哀悼の意を示したり、慰めの言葉として用いられる表現です。
私はこの表現を日本語で言うところの、“お悔やみ申し上げます”とほとんど同等のものと思っていたのですが、そうでないことを今日知りました。
以下の引用は、イギリスのキャサリン妃が男の子を出産したニュース記事からのものです。
LONDON — Britain's royal baby spawned a social media frenzy on Monday, but one newspaper's website installed a "republican button" to let readers escape the wall-to-wall coverage.
The announcement that Prince William's wife Kate had gone into labour sent #RoyalBaby and similar tags trending on the microblogging site Twitter.
Among those tweeting was the Archbishop of Canterbury Justin Welby, who as head of the Church of England is expected to baptise the royal infant.
"My thoughts and prayers are with Kate and the whole family on this enormously special day," Welby tweeted.
(Britain's #RoyalBaby blitzes social media. AFP. July 22, 2013.)
ロイヤルベビーが生まれたという国を挙げての慶事ですから、“お悔やみ~”であるはずがありません。相手のことを気遣う場面で用いられる表現であり、相手と同じ気持ちですよ、というのがメッセージなのでしょう。
また1つ勉強になりました。
2013年6月7日金曜日
閑話休題: プーチン首相が離婚
昼休みにグーグルニュースを見ていて飛び込んできたニュースです。
ロシアのプーチン首相が離婚を公表したというニュースです。クレムリンで仲良くバレエ鑑賞に興じていたプーチン夫妻による、ある意味唐突な離婚表明だったようです。
PUTIN AN END TO IT: Russian President and wife announce they are divorcing
MOSCOW — Russian President Vladimir Putin and his wife Lyudmila said Thursday they are divorcing after nearly 30 years of marriage, making the announcement on state television after attending a ballet performance at the Kremlin.
(New York Post. June 6, 2013.)
タイトルにしゃれが利いています。言うまでも無く、"put an end to it"、つまり(夫婦生活に)終止符を打つ、というところをもじったものです。
記事によれば、プーチン首相はオリンピック体操選手の美人女性との不倫が以前より取り沙汰されており、女性との間に子供が二人いるということも公知の事実のようです。
ロシアのプーチン首相が離婚を公表したというニュースです。クレムリンで仲良くバレエ鑑賞に興じていたプーチン夫妻による、ある意味唐突な離婚表明だったようです。
PUTIN AN END TO IT: Russian President and wife announce they are divorcing
MOSCOW — Russian President Vladimir Putin and his wife Lyudmila said Thursday they are divorcing after nearly 30 years of marriage, making the announcement on state television after attending a ballet performance at the Kremlin.
(New York Post. June 6, 2013.)
タイトルにしゃれが利いています。言うまでも無く、"put an end to it"、つまり(夫婦生活に)終止符を打つ、というところをもじったものです。
記事によれば、プーチン首相はオリンピック体操選手の美人女性との不倫が以前より取り沙汰されており、女性との間に子供が二人いるということも公知の事実のようです。
2013年3月22日金曜日
閑話休題: NYPost紙がタイガーに反論 ― sleazy
久しぶりの閑話休題です。
昨日の記事で、タイガー・ウッズがオリンピックスキーの金メダリストの女性との交際を公にしたという記事を取り上げましたが、記事中にも出てきたタイガーの発言、
We're happy with where we're at, and we also wanted to limit the stalk-a-razzi and all those sleazy websites that are out there following us.
が物議を醸しているようです。
何が物議を醸しているかというと、"sleazy"という形容詞です。
ORLANDO — If you like rich irony served up on a silver platter for your dinner entrée, consider your appetite sated for a week after listening to Tiger Woods go all morality play on media interested in his relationship with star skier Lindsey Vonn during a pre-tournament interview yesterday at Bay Hill.
Woods called his and Vonn’s decision this week to come out publicly as a couple via Facebook and Twitter messages and pictures “very simple,’’ saying, “We’re happy with where we’re at, and we also wanted to limit the stalk-a-razzi and all those sleazy websites that are out there following us.’’
Woods, who famously cheated on his then-wife, Elin Nordegren, with some dozen known mistresses, calling out anyone as “sleazy’’ falls into the category of high comedy.
Woods calling anyone out for being amoral after disgracing himself and his family with his behavior was like a snap-hooked tee shot out of bounds.
(Mark Cannizzaro. Tiger ripping 'stalk-a-razzi' is rich considering his past. New York Post. March 21, 2013.)
"sleazy"という形容詞については以前このブログでも取り上げました。
New York Post紙によるこの反論記事は、同紙を含むニュースサイトを"sleazy"なウェブサイト呼ばわりしたタイガーこそ、過去に"sleazy"なスキャンダルを起こした張本人であり、噴飯ものだと言いたいようです。
"sleazy"という形容詞はかなり強烈な表現のようですね。
昨日の記事で、タイガー・ウッズがオリンピックスキーの金メダリストの女性との交際を公にしたという記事を取り上げましたが、記事中にも出てきたタイガーの発言、
We're happy with where we're at, and we also wanted to limit the stalk-a-razzi and all those sleazy websites that are out there following us.
が物議を醸しているようです。
何が物議を醸しているかというと、"sleazy"という形容詞です。
ORLANDO — If you like rich irony served up on a silver platter for your dinner entrée, consider your appetite sated for a week after listening to Tiger Woods go all morality play on media interested in his relationship with star skier Lindsey Vonn during a pre-tournament interview yesterday at Bay Hill.
Woods called his and Vonn’s decision this week to come out publicly as a couple via Facebook and Twitter messages and pictures “very simple,’’ saying, “We’re happy with where we’re at, and we also wanted to limit the stalk-a-razzi and all those sleazy websites that are out there following us.’’
Woods, who famously cheated on his then-wife, Elin Nordegren, with some dozen known mistresses, calling out anyone as “sleazy’’ falls into the category of high comedy.
Woods calling anyone out for being amoral after disgracing himself and his family with his behavior was like a snap-hooked tee shot out of bounds.
(Mark Cannizzaro. Tiger ripping 'stalk-a-razzi' is rich considering his past. New York Post. March 21, 2013.)
"sleazy"という形容詞については以前このブログでも取り上げました。
New York Post紙によるこの反論記事は、同紙を含むニュースサイトを"sleazy"なウェブサイト呼ばわりしたタイガーこそ、過去に"sleazy"なスキャンダルを起こした張本人であり、噴飯ものだと言いたいようです。
"sleazy"という形容詞はかなり強烈な表現のようですね。
2012年9月4日火曜日
閑話休題:リアル店舗 ― brick-and-mortar
今日の記事で、クリスマス商戦に備えるトイザラス等の米国の小売業が"layaway program"の復活、あるいは拡充を図っているという記事を引用しましたが、その中で、ネットショップ(online retailers)と既存店舗(brick-and-mortar shops)の対比がありました。
"brick-and-mortar"という表現については既に以前取り上げていたのですが、その時は単にオンライン営業に対して、物理的に、きちんと(?)、店舗を構えている商売のことを指しているという解釈、説明をしていました。
全く偶然ですが、今日の産経新聞朝刊を読んでいると、音楽CDの販売を手掛けるタワーレコードが、“店舗の強み前面 CD在庫増加”を図っている、という記事に出くわしました。
ご存知のようにインターネット全盛時代において、音楽CDの生産、販売、ショップの数も最盛期の半分以下ということなのですが、タワーレコードはそこを逆手に取って、店舗を充実する施策に打って出た、というのが記事の概要です。
ここでタワーレコードの社長が、“リアル店舗”という表現を使っているのですが、"brick-and-mortar (store)"とはまさしくこの”リアル店舗”のことであると繋がりました。
私はこの“リアル店舗”という表現を知りませんでしたが、今日、全く偶然に知ることになりました。
"brick-and-mortar"という表現は中辞典くらいの英和辞書には載っていると思いますが、“リアル店舗”という訳語が載っているものはそうないだろうと思うと、今日のような奇遇を有難いもののように思います。
"brick-and-mortar"という表現については既に以前取り上げていたのですが、その時は単にオンライン営業に対して、物理的に、きちんと(?)、店舗を構えている商売のことを指しているという解釈、説明をしていました。
全く偶然ですが、今日の産経新聞朝刊を読んでいると、音楽CDの販売を手掛けるタワーレコードが、“店舗の強み前面 CD在庫増加”を図っている、という記事に出くわしました。
ご存知のようにインターネット全盛時代において、音楽CDの生産、販売、ショップの数も最盛期の半分以下ということなのですが、タワーレコードはそこを逆手に取って、店舗を充実する施策に打って出た、というのが記事の概要です。
ここでタワーレコードの社長が、“リアル店舗”という表現を使っているのですが、"brick-and-mortar (store)"とはまさしくこの”リアル店舗”のことであると繋がりました。
私はこの“リアル店舗”という表現を知りませんでしたが、今日、全く偶然に知ることになりました。
"brick-and-mortar"という表現は中辞典くらいの英和辞書には載っていると思いますが、“リアル店舗”という訳語が載っているものはそうないだろうと思うと、今日のような奇遇を有難いもののように思います。
2012年8月27日月曜日
閑話休題 ― やっぱり重要な不定冠詞、"a"
人類史上初の月面着陸を果たしたアポロ11号の船長、ニール・アームストロング氏の訃報が、日本時間の昨日26日報道されました。
報道によりますと、アームストロング氏は心臓の疾患で療養中だったそうです。アポロ11号の月面着陸は1969年7月20日ということですから、私の生まれるよりも前の話です。
この訃報は当然アメリカ国内でもトップニュースの扱いになっていますが、ヘッドラインを斜め読みしていますと、興味深い記事に出くわしました。そのタイトルが、
Moonwalker's 'a' got lost in transmission
(Detroit Free Press. August 26, 2012.)
というものなのですが、"a"というのは何の事かと思ったら、不定冠詞の"a"の事だったのです。
Was the walk on the moon one small step for man, or a man?
Neil Armstrong's first words from the moon were heard all over Earth, and Earth heard this: "That's one small step for man, one giant leap for mankind."
But Armstrong said immediately after the 1969 landing that he had been misquoted. He said he actually said, "That's one small step for a man." It's just that people didn't hear it.
(ibid.)
アームストロング氏が月面に着陸した際の有名な発言、
"That's one small step for man, one giant leap for mankind."
は、“これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である”、などと日本語に訳されています。
ここで、敢えて“一人の人間”と訳されている部分について、原文(英語)では、"man"となっていますが、"man"という名詞が無冠詞(単数)で使われる場合は、学校では総称的に人類、あるいは人間を指すと教わったことがあるかと思います。
なぜ和訳では敢えて“一人の”としているのでしょうか?
実はアームストロング氏のこの有名な発言は、物議を醸したようで、発言した本人自身が、不定冠詞の"a"をちゃんと言ったものの、(聞く側が)うまく聞こえなかっただけ、という釈明をしている、ということなのです。
その後、この発言の録音などがコンピュータ解析などされ、音波上、アームストロング氏が不定冠詞の"a"を発言していたという証拠を突きとめたということにもなっているのだということです。詳しくは記事をご覧ください。
この発言については、アームストロング氏は不定冠詞の"a"をちゃんと含めて、"one small step for a man"と言ったが、(当時の録音技術や伝送技術などの限界で)ほとんど聞き取れなかったものとして、不定冠詞の"a"を括弧書きで挿入し、
"That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind."
とすることで決着しているようです。
CNNの記事によりますと、不定冠詞の"a"が入るのと入らないのとでは意味が異なってくることが当時取り沙汰されたことが分かります。
Some historians and critics have dogged Armstrong for not saying the more dramatic and grammatically correct, "One small step for a man ..." in the version he transmitted to NASA's Mission Control. Without the missing "a," Armstrong essentially said, "One small step for mankind, one giant leap for mankind."
(Software finds missing 'a' in Armstrong's moon quote. CNN. October 1, 2006.)
不定冠詞の"a"がないと、"one small step for man"は、"one small step for mankind"と同義となり、後続の"one giant leap for mankind"との対比にならなくなってしまうということなのです。
このことはつまり、文法にやかましい人達による指摘があったことを裏付けている訳です。
やっぱり不定冠詞があるかないかは、非常に重要な問題なんですね。
報道によりますと、アームストロング氏は心臓の疾患で療養中だったそうです。アポロ11号の月面着陸は1969年7月20日ということですから、私の生まれるよりも前の話です。
この訃報は当然アメリカ国内でもトップニュースの扱いになっていますが、ヘッドラインを斜め読みしていますと、興味深い記事に出くわしました。そのタイトルが、
Moonwalker's 'a' got lost in transmission
(Detroit Free Press. August 26, 2012.)
というものなのですが、"a"というのは何の事かと思ったら、不定冠詞の"a"の事だったのです。
Was the walk on the moon one small step for man, or a man?
Neil Armstrong's first words from the moon were heard all over Earth, and Earth heard this: "That's one small step for man, one giant leap for mankind."
But Armstrong said immediately after the 1969 landing that he had been misquoted. He said he actually said, "That's one small step for a man." It's just that people didn't hear it.
(ibid.)
アームストロング氏が月面に着陸した際の有名な発言、
"That's one small step for man, one giant leap for mankind."
は、“これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である”、などと日本語に訳されています。
ここで、敢えて“一人の人間”と訳されている部分について、原文(英語)では、"man"となっていますが、"man"という名詞が無冠詞(単数)で使われる場合は、学校では総称的に人類、あるいは人間を指すと教わったことがあるかと思います。
なぜ和訳では敢えて“一人の”としているのでしょうか?
実はアームストロング氏のこの有名な発言は、物議を醸したようで、発言した本人自身が、不定冠詞の"a"をちゃんと言ったものの、(聞く側が)うまく聞こえなかっただけ、という釈明をしている、ということなのです。
その後、この発言の録音などがコンピュータ解析などされ、音波上、アームストロング氏が不定冠詞の"a"を発言していたという証拠を突きとめたということにもなっているのだということです。詳しくは記事をご覧ください。
この発言については、アームストロング氏は不定冠詞の"a"をちゃんと含めて、"one small step for a man"と言ったが、(当時の録音技術や伝送技術などの限界で)ほとんど聞き取れなかったものとして、不定冠詞の"a"を括弧書きで挿入し、
"That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind."
とすることで決着しているようです。
CNNの記事によりますと、不定冠詞の"a"が入るのと入らないのとでは意味が異なってくることが当時取り沙汰されたことが分かります。
Some historians and critics have dogged Armstrong for not saying the more dramatic and grammatically correct, "One small step for a man ..." in the version he transmitted to NASA's Mission Control. Without the missing "a," Armstrong essentially said, "One small step for mankind, one giant leap for mankind."
(Software finds missing 'a' in Armstrong's moon quote. CNN. October 1, 2006.)
不定冠詞の"a"がないと、"one small step for man"は、"one small step for mankind"と同義となり、後続の"one giant leap for mankind"との対比にならなくなってしまうということなのです。
このことはつまり、文法にやかましい人達による指摘があったことを裏付けている訳です。
やっぱり不定冠詞があるかないかは、非常に重要な問題なんですね。
2012年6月25日月曜日
閑話休題 ― ”つるつると回る”口
久しぶりの閑話休題です。
少し前の話になりますが、5月の産経新聞朝刊の単刀直言というコーナーに谷垣禎一・自民党総裁のインタビュー記事が載っていました。そのなかで、谷垣氏が野田佳彦総理大臣を評して、
“首相の口はつるつると回るけれど言葉にはむなしさを覚える”
と発言しているのですが、その“(口が)つるつると回る”という表現が妙にひっかかりました。(全文はこちらで読むことができます。)
舌がよく回る、とか、ぺらぺらと(よくしゃべる)、という表現はよく使われますが、口が“つるつると回る”というような表現を聞くのも、目にするのも初めてだったからです。皆さんは馴染みがありますか?
早速広辞苑を引いてみましたが、“つるつる”の解説としては、
1.動きが、すべるようになめらかなさま。するする。
2.表面がなめらかなさま。また、すべりやすいさま。
(広辞苑第三版)
とあり、物理的な特徴や様態を形容する意味はあるのですが、人の発言や話し方を形容する意味はありません。他にも色々あたってみましたが、“口がつるつると回る”という言い方はやや特殊な表現ではないかと思います。
ひょっとして方言の類かとも思いましたがそうでもなさそうです。
ここで私が英語表現で思い浮かべるのが、"glib"という単語なのですが、ご存知のように"glib"には、
ぺらぺらとよくしゃべる
という意味があります。同義語としては、"fluent"がありますが、"glib"はやや軽蔑的な意味を含んでおり、“口先だけの”といった、不誠実さを匂わせる表現です。
この"glib"の語源はゲルマン語系なのですが、中低ドイツ語の"glibberich"に遡るようです。このドイツ語、"glibberich"は英語で言うと"slippery"(つまり、つるつる滑る)に相当します。
もう1つの連想するのが、"slick"という単語です。この単語も、表面がてかてかした、とかつやつやした、滑りやすい、といった、“つるつるとした”という形容に近いのですが、同時に、
口先がうまい、如才ない
という、発言の不誠実さを表現するのに使われる単語です。
日本語表現と英語表現の共通点(あるいは表現が生まれる上での連想、発想の共通点)とも言えますが、面白いと思いませんか?
“つるつる”という表現でもう1つ思い出すのは、うどんや蕎麦、ラーメンなど麺類を食べる時に、麺を吸い込む様を表現するときに“つるつると”といいます。聞くところによると谷垣氏は大の蕎麦好きでもあるとか。
“つるつる”という表現を使ったのは、方言の類なのか、はたまた、谷垣氏自身に"glib"や"slick"といった英語表現の知識があって、そのイメージから独創したのか、あるいは蕎麦好きが昂じて生まれた表現なのか、興味がつきません。もし機会があれば(ないでしょうが)、本人に直接聞いてみたい気もします。
少し前の話になりますが、5月の産経新聞朝刊の単刀直言というコーナーに谷垣禎一・自民党総裁のインタビュー記事が載っていました。そのなかで、谷垣氏が野田佳彦総理大臣を評して、
“首相の口はつるつると回るけれど言葉にはむなしさを覚える”
と発言しているのですが、その“(口が)つるつると回る”という表現が妙にひっかかりました。(全文はこちらで読むことができます。)
舌がよく回る、とか、ぺらぺらと(よくしゃべる)、という表現はよく使われますが、口が“つるつると回る”というような表現を聞くのも、目にするのも初めてだったからです。皆さんは馴染みがありますか?
早速広辞苑を引いてみましたが、“つるつる”の解説としては、
1.動きが、すべるようになめらかなさま。するする。
2.表面がなめらかなさま。また、すべりやすいさま。
(広辞苑第三版)
とあり、物理的な特徴や様態を形容する意味はあるのですが、人の発言や話し方を形容する意味はありません。他にも色々あたってみましたが、“口がつるつると回る”という言い方はやや特殊な表現ではないかと思います。
ひょっとして方言の類かとも思いましたがそうでもなさそうです。
ここで私が英語表現で思い浮かべるのが、"glib"という単語なのですが、ご存知のように"glib"には、
ぺらぺらとよくしゃべる
という意味があります。同義語としては、"fluent"がありますが、"glib"はやや軽蔑的な意味を含んでおり、“口先だけの”といった、不誠実さを匂わせる表現です。
この"glib"の語源はゲルマン語系なのですが、中低ドイツ語の"glibberich"に遡るようです。このドイツ語、"glibberich"は英語で言うと"slippery"(つまり、つるつる滑る)に相当します。
もう1つの連想するのが、"slick"という単語です。この単語も、表面がてかてかした、とかつやつやした、滑りやすい、といった、“つるつるとした”という形容に近いのですが、同時に、
口先がうまい、如才ない
という、発言の不誠実さを表現するのに使われる単語です。
日本語表現と英語表現の共通点(あるいは表現が生まれる上での連想、発想の共通点)とも言えますが、面白いと思いませんか?
“つるつる”という表現でもう1つ思い出すのは、うどんや蕎麦、ラーメンなど麺類を食べる時に、麺を吸い込む様を表現するときに“つるつると”といいます。聞くところによると谷垣氏は大の蕎麦好きでもあるとか。
“つるつる”という表現を使ったのは、方言の類なのか、はたまた、谷垣氏自身に"glib"や"slick"といった英語表現の知識があって、そのイメージから独創したのか、あるいは蕎麦好きが昂じて生まれた表現なのか、興味がつきません。もし機会があれば(ないでしょうが)、本人に直接聞いてみたい気もします。
2011年11月21日月曜日
閑話休題 ― 未成年の方はご遠慮ください。
久々の閑話休題のコーナーです。今年の8月以来になります。本コーナーを楽しみにされている方には遅くなり申し訳ありません。
本日も今日取り上げるネタを何にしようかとGoogleニュースあたりを徘徊しておりましたら興味深い記事に・・・。
が、内容が内容だけにちょっと取り上げ辛く・・・。当ブログをご愛読いただいている方々の中に青少年の方がいらっしゃるのかどうか知る由もないのですが、今日は先々月(9月)の記事(the Big "O")と同じく、“未成年の方はご遠慮ください”ということで・・・。
といっても、決して不埒な内容ではありません。先々月と同様、れっきとした”サイエンス”ですのでお間違いの無きよう。
下記のヘッドラインにつられてアクセスしてしまいました。
Female orgasm captured in series of brain scans
記事の冒頭(下記引用)は極めて、“サイエンティフィック”です。
Scientists have used brain scan images to create the world's first movie of the female brain as it approaches, experiences and recovers from an orgasm. The animation reveals the steady buildup of activity in the brain as disparate regions flicker into life and then come together in a crescendo of activity before gently settling back down again.
(Ian Sample. Female orgasm captured in series of brain scans. The Guardian. November 14, 2011.)
ふむふむと思いながら先を読み進めます。正直に言いますとサイエンスというよりも、一体どうやってこんな研究を?という関心です。
To make the animation, researchers monitored a woman's brain as she lay in a functional magnetic resonance imaging (fMRI) scanner and stimulated herself. The research will help scientists to understand how the brain conducts the symphony of activity that leads to sexual climax in a woman.
(ibid.)
MRI(magnetic resonance imaging)を使ったことが分かります。そんなことではない!?
そうです。"as she lay in functional magnetic resonance imaging (fMRI) scanner and stimulated herself"という部分です。
"stimulated herself"??
英和辞書で"stimulate"を引いてしまいました。(ランダムハウス英和辞書)
(生理、医学)〈神経・腺などを〉刺激する,興奮させる.
そうですね。その通りです。語源欄には、
ラテン語 stimulatus (stimulare「突き棒で突く」の過去分詞)
という説明が・・・。意味深ですね・・・。
ところでこの記事を最後まで一生懸命に読んだのですが、脳神経外科で使われるような難解な解剖用語などは出てくるのですが、“核心部分”(!?)は明かされません。
記事末尾では、このような研究は単に"the Big O"の仕組みの解明にとどまらず、不安症やうつ病、その他精神疾患の治療へも新たな知見をもたらすものになるということで、その意義があることについても触れられており、なるほど、とは思いましたが。
ところで、話はここで終わりません。記事のページをよ~く見ていると、関連記事へのリンクがあり、その見出しとリードがまた刺激的なんです・・・。
I had an orgasm in an MRI scanner
Kayt Sukel went to extraordinary lengths to help researchers learn more about the neuroscience of the female orgasm
(The Guardian. November 16, 2011.)
リードを読むと、この実験に協力したのは、Kate Sukelさんという人であることが分かります。この記事はそのKate Sukelさんという実験に参加した女性(a science and travel writerと紹介されています)によるものなのですが、核心部分が明らかにされています。
The first question, invariably, is, "Excuse me? You had a what where?" It's not a surprise, really. People may not be shocked if you tell them you managed a wank on, say, the train or even in a public restroom. But when you announce that you took part in an orgasm study and managed to reach climax in a functional magnetic resonance imaging (fMRI) scanner as it recorded the blood flow in your brain? Well, that's not something one hears every day.
(ibid.)
"wank"という単語を見るのは初めてです。意味ですか?辞書を引いてください(笑)。今日の単語として取り上げるのはちょっと憚られました。なので、閑話休題で取り上げます。
記事中には、実験に際してMRI画像データに影響しないよう、動くことが制限されたことや、またそのために練習を積んだ、といった赤裸々な話が。
しかし、サイエンスの記事とは言え、当の女性が実名で、しかも写真も掲載しているのには、ちょっとびっくりしませんか?
イギリスのガーディアン紙(The Guardian)は決して下品な大衆紙の部類ではなくむしろ高級紙ということなので、日本だったら駅売店で買える夕刊のアヤシイ記事のようなこの話題と内容はちょっとギャップがありますが皆さんはどうお思いになるでしょうか?
本日も今日取り上げるネタを何にしようかとGoogleニュースあたりを徘徊しておりましたら興味深い記事に・・・。
が、内容が内容だけにちょっと取り上げ辛く・・・。当ブログをご愛読いただいている方々の中に青少年の方がいらっしゃるのかどうか知る由もないのですが、今日は先々月(9月)の記事(the Big "O")と同じく、“未成年の方はご遠慮ください”ということで・・・。
といっても、決して不埒な内容ではありません。先々月と同様、れっきとした”サイエンス”ですのでお間違いの無きよう。
下記のヘッドラインにつられてアクセスしてしまいました。
Female orgasm captured in series of brain scans
記事の冒頭(下記引用)は極めて、“サイエンティフィック”です。
Scientists have used brain scan images to create the world's first movie of the female brain as it approaches, experiences and recovers from an orgasm. The animation reveals the steady buildup of activity in the brain as disparate regions flicker into life and then come together in a crescendo of activity before gently settling back down again.
(Ian Sample. Female orgasm captured in series of brain scans. The Guardian. November 14, 2011.)
ふむふむと思いながら先を読み進めます。正直に言いますとサイエンスというよりも、一体どうやってこんな研究を?という関心です。
To make the animation, researchers monitored a woman's brain as she lay in a functional magnetic resonance imaging (fMRI) scanner and stimulated herself. The research will help scientists to understand how the brain conducts the symphony of activity that leads to sexual climax in a woman.
(ibid.)
MRI(magnetic resonance imaging)を使ったことが分かります。そんなことではない!?
そうです。"as she lay in functional magnetic resonance imaging (fMRI) scanner and stimulated herself"という部分です。
"stimulated herself"??
英和辞書で"stimulate"を引いてしまいました。(ランダムハウス英和辞書)
(生理、医学)〈神経・腺などを〉刺激する,興奮させる.
そうですね。その通りです。語源欄には、
ラテン語 stimulatus (stimulare「突き棒で突く」の過去分詞)
という説明が・・・。意味深ですね・・・。
ところでこの記事を最後まで一生懸命に読んだのですが、脳神経外科で使われるような難解な解剖用語などは出てくるのですが、“核心部分”(!?)は明かされません。
記事末尾では、このような研究は単に"the Big O"の仕組みの解明にとどまらず、不安症やうつ病、その他精神疾患の治療へも新たな知見をもたらすものになるということで、その意義があることについても触れられており、なるほど、とは思いましたが。
ところで、話はここで終わりません。記事のページをよ~く見ていると、関連記事へのリンクがあり、その見出しとリードがまた刺激的なんです・・・。
I had an orgasm in an MRI scanner
Kayt Sukel went to extraordinary lengths to help researchers learn more about the neuroscience of the female orgasm
(The Guardian. November 16, 2011.)
リードを読むと、この実験に協力したのは、Kate Sukelさんという人であることが分かります。この記事はそのKate Sukelさんという実験に参加した女性(a science and travel writerと紹介されています)によるものなのですが、核心部分が明らかにされています。
The first question, invariably, is, "Excuse me? You had a what where?" It's not a surprise, really. People may not be shocked if you tell them you managed a wank on, say, the train or even in a public restroom. But when you announce that you took part in an orgasm study and managed to reach climax in a functional magnetic resonance imaging (fMRI) scanner as it recorded the blood flow in your brain? Well, that's not something one hears every day.
(ibid.)
"wank"という単語を見るのは初めてです。意味ですか?辞書を引いてください(笑)。今日の単語として取り上げるのはちょっと憚られました。なので、閑話休題で取り上げます。
記事中には、実験に際してMRI画像データに影響しないよう、動くことが制限されたことや、またそのために練習を積んだ、といった赤裸々な話が。
しかし、サイエンスの記事とは言え、当の女性が実名で、しかも写真も掲載しているのには、ちょっとびっくりしませんか?
イギリスのガーディアン紙(The Guardian)は決して下品な大衆紙の部類ではなくむしろ高級紙ということなので、日本だったら駅売店で買える夕刊のアヤシイ記事のようなこの話題と内容はちょっとギャップがありますが皆さんはどうお思いになるでしょうか?
2011年8月18日木曜日
閑話休題 ― 大統領の夏休み日数、歴代1位は?
久々の閑話休題です。
昨年のちょうどこの時期くらいに、著名人の夏休み、というテーマでいくつかの単語をお送りしましたが、やはりこの時期は米国メディアは大統領の夏休みを報じています。
国債の問題などもあり、大変な日々が続いていたオバマ大統領も8月17日から10日間の夏休みを家族と過ごすようです。
避暑先は昨年と同じく、マサチューセッツ州のMartha's Vineyardというところだそうです。小生は行ったことはありませんが・・・。
さて、この時期の夏休み取得にはいろいろ批判もあるようです。小生も来週をお休みにするのでsが、なんのかんのと、そこは大統領と一緒では全くありませんが、ややこしいことがあるものです。今日は静かに、真面目に働いて来ました。
ところで10日間というのはアメリカ人にしてみれば短い方なのではないでしょうか?
実は歴代大統領はもっとたくさん休みを取っているという統計があるそうです。
さて1位は誰でしょう?
答えはこの記事にあります。
昨年のちょうどこの時期くらいに、著名人の夏休み、というテーマでいくつかの単語をお送りしましたが、やはりこの時期は米国メディアは大統領の夏休みを報じています。
国債の問題などもあり、大変な日々が続いていたオバマ大統領も8月17日から10日間の夏休みを家族と過ごすようです。
避暑先は昨年と同じく、マサチューセッツ州のMartha's Vineyardというところだそうです。小生は行ったことはありませんが・・・。
さて、この時期の夏休み取得にはいろいろ批判もあるようです。小生も来週をお休みにするのでsが、なんのかんのと、そこは大統領と一緒では全くありませんが、ややこしいことがあるものです。今日は静かに、真面目に働いて来ました。
ところで10日間というのはアメリカ人にしてみれば短い方なのではないでしょうか?
実は歴代大統領はもっとたくさん休みを取っているという統計があるそうです。
さて1位は誰でしょう?
答えはこの記事にあります。
2011年4月29日金曜日
2011年4月16日土曜日
閑話休題 ― えいご1日1語は投稿500回を超えました!
えいご1日1語をご愛読いただきありがとうございます。
4月14日木曜日に、ちょうど500回目の投稿、つまり、当ブログで取り上げた単語・表現が500語目となりました。
利用している、Bloggerのダッシュボードでは、514件の投稿があることになっていますが、テスト投稿や”閑話休題”などが含まれますので、先日14日の投稿が500回目をマークする単語となりました。
2009年5月19日火曜日に産声を上げたえいご1日1語ですが、以降、月曜日から金曜日、その日のテーマやネタが出て来ず苦しみながらも500回目を迎えることができたことに、ある種の感慨(単なる自己満足?)があります。
当初はほとんどアクセスもありませんでしたが、今年に入ってからはアクセス数が徐々に増え、2011年2月は721ページビュー、3月には923ページビューを記録しました。
ブログ村での順位はいまいちで、上がったり下がったりを繰り返していますが、取り上げる単語によってはアクセス数に変化があるのが興味深いところです。
さて、ここでアクセスランキングの発表です!
Bloggerのダッシュボードからアクセスの統計情報が確認できるのですが、2010年5月から2011年4月の約1年間における、アクセス数(ページビュー)の上位3位は以下です!
第1位(71 ページビュー)
八百長 ― match-fixing(2011/02/03 投稿)
第2位(67 ページビュー)
知恵袋 ― pearls of wisdom(2011/02/28 投稿)
第3位(45 ページビュー)
Prius(プリウス)の複数形は?(2011/02/21 投稿)
荒らし ― troll(2011/01/19 投稿)
これからもえいご1日1語では海外メディアの記事からの引用を中心に、興味深い単語や表現を取り上げていきたいと思います。ご愛読のほどよろしくお願いします。
4月14日木曜日に、ちょうど500回目の投稿、つまり、当ブログで取り上げた単語・表現が500語目となりました。
利用している、Bloggerのダッシュボードでは、514件の投稿があることになっていますが、テスト投稿や”閑話休題”などが含まれますので、先日14日の投稿が500回目をマークする単語となりました。
2009年5月19日火曜日に産声を上げたえいご1日1語ですが、以降、月曜日から金曜日、その日のテーマやネタが出て来ず苦しみながらも500回目を迎えることができたことに、ある種の感慨(単なる自己満足?)があります。
当初はほとんどアクセスもありませんでしたが、今年に入ってからはアクセス数が徐々に増え、2011年2月は721ページビュー、3月には923ページビューを記録しました。
ブログ村での順位はいまいちで、上がったり下がったりを繰り返していますが、取り上げる単語によってはアクセス数に変化があるのが興味深いところです。
さて、ここでアクセスランキングの発表です!
Bloggerのダッシュボードからアクセスの統計情報が確認できるのですが、2010年5月から2011年4月の約1年間における、アクセス数(ページビュー)の上位3位は以下です!
第1位(71 ページビュー)
八百長 ― match-fixing(2011/02/03 投稿)
第2位(67 ページビュー)
知恵袋 ― pearls of wisdom(2011/02/28 投稿)
第3位(45 ページビュー)
Prius(プリウス)の複数形は?(2011/02/21 投稿)
荒らし ― troll(2011/01/19 投稿)
これからもえいご1日1語では海外メディアの記事からの引用を中心に、興味深い単語や表現を取り上げていきたいと思います。ご愛読のほどよろしくお願いします。
2010年12月9日木曜日
閑話休題 ― アメリカ発: オンラインショッピングの恐怖
昼休みにお弁当を食べながらGoogle Newsをチェックするのがほとんど日課になっています。今日の単語(rote learning)の記事は、The New York Timesからの引用ですが、同記事中のリンクにあった漫画が目を引き、興味深い記事にたどり着きました。
舞台はアメリカ・ニューヨーク。メガネ販売のオンラインサイトで起きた”トラブル”についてなのですが、ほとんど詐欺まがいのサイトに被害を受けた1人の消費者の戦いが、実にリアルに書かれています。(昼休みを少々オーバーして、一気に読ませられました。)
問題のサイトの運営者は詐欺まがいの商売を続けながらも、消費者からのクレームがサイトをGoogle検索の上位サイトに押し上げるという事実に乗じてのうのうとしているという実態が淡々と書かれています。
つまり、非常に評判の悪い話であっても無いよりはマシで、Googleの検索アルゴリズムでは評判の悪いサイトを検索結果の上位に表示してしまう、というスキを突いた商売だったというのです。
一気に読ませられるのは、話の展開がドキュメンタリーのようだからなのですが、インターネット上でのショッピングにほとんど抵抗がなくなった今日、いつ自分自身がこのような被害に会うかも知れない、という当事者意識を刺激されるからでもあります。
記事中には随所に聞きなれない、見慣れない表現が出てきますので、いずれ取り上げたいと思います。
リンク先はこちら。読み始めるとハマります。あなたは大丈夫ですか?
舞台はアメリカ・ニューヨーク。メガネ販売のオンラインサイトで起きた”トラブル”についてなのですが、ほとんど詐欺まがいのサイトに被害を受けた1人の消費者の戦いが、実にリアルに書かれています。(昼休みを少々オーバーして、一気に読ませられました。)
問題のサイトの運営者は詐欺まがいの商売を続けながらも、消費者からのクレームがサイトをGoogle検索の上位サイトに押し上げるという事実に乗じてのうのうとしているという実態が淡々と書かれています。
つまり、非常に評判の悪い話であっても無いよりはマシで、Googleの検索アルゴリズムでは評判の悪いサイトを検索結果の上位に表示してしまう、というスキを突いた商売だったというのです。
一気に読ませられるのは、話の展開がドキュメンタリーのようだからなのですが、インターネット上でのショッピングにほとんど抵抗がなくなった今日、いつ自分自身がこのような被害に会うかも知れない、という当事者意識を刺激されるからでもあります。
記事中には随所に聞きなれない、見慣れない表現が出てきますので、いずれ取り上げたいと思います。
リンク先はこちら。読み始めるとハマります。あなたは大丈夫ですか?
2010年8月12日木曜日
閑話休題 ― お庭にプール、コストはいくら?
海水浴、プールの記事を検索していて興味深い記事がありました。
プールと言えば市民プールか学校のプールしか思い浮かばない一般庶民の小生ですが、世の中には自宅にプールを持っている人もいますので、そういう人にとってはプールとは自宅のお庭で楽しむレジャーです。
誤解なきよう・・・。ここで言うお庭のプールとは、空気を入れて膨らませてホースから水を入れるビニールタイプのプール(pop-up pool)ではなく、所有する土地を掘って作るプール(inground pool)のことです・・・。
アメリカで同僚の家を訪問する機会がありましたが、裏庭にプールがある家は、特に郊外であれば珍しいものではありません。
ところで、このような自宅のプールを持つ場合のコストはいくらくらいかご存知でしょうか?初期コストは?毎年のランニングコストは?
答えは・・・
How's the pool?
You're probably getting a lot of use out of it this sweltering summer. But how much is it really costing you?
If you don't have one you may be wondering–are they worth the expense or is a pool just a money pit with floating chairs?
"It's definitely not an investment," argues Jim Holtzman, financial planner at Legend Financial Advisors in Pittsburgh. "It's a big liability, if anything."
(Brett Arends. Taking a Bath on Your Pool. Wall Street Journal. August 11 2010.)
自宅の庭にプール建設を予定されている方、または興味ある方は、こちらにアクセスして記事の続きを読めばコストが分かります。ひょっとしたら作るのを思いとどまるかも・・・。
プールと言えば市民プールか学校のプールしか思い浮かばない一般庶民の小生ですが、世の中には自宅にプールを持っている人もいますので、そういう人にとってはプールとは自宅のお庭で楽しむレジャーです。
誤解なきよう・・・。ここで言うお庭のプールとは、空気を入れて膨らませてホースから水を入れるビニールタイプのプール(pop-up pool)ではなく、所有する土地を掘って作るプール(inground pool)のことです・・・。
アメリカで同僚の家を訪問する機会がありましたが、裏庭にプールがある家は、特に郊外であれば珍しいものではありません。
ところで、このような自宅のプールを持つ場合のコストはいくらくらいかご存知でしょうか?初期コストは?毎年のランニングコストは?
答えは・・・
How's the pool?
You're probably getting a lot of use out of it this sweltering summer. But how much is it really costing you?
If you don't have one you may be wondering–are they worth the expense or is a pool just a money pit with floating chairs?
"It's definitely not an investment," argues Jim Holtzman, financial planner at Legend Financial Advisors in Pittsburgh. "It's a big liability, if anything."
(Brett Arends. Taking a Bath on Your Pool. Wall Street Journal. August 11 2010.)
自宅の庭にプール建設を予定されている方、または興味ある方は、こちらにアクセスして記事の続きを読めばコストが分かります。ひょっとしたら作るのを思いとどまるかも・・・。
登録:
投稿 (Atom)
