現職総理大臣を揶揄したもののようですが、言い得て妙、という感があります。
読んでいて思ったのですが、言語が鳥の名称に込めたメタファーには興味深いものがあります。
英語のduckは、日本語では"カモ"もしくは"アヒル"です。"カモにされる"という表現からは、騙される、という意味がありますが、英語のduckにも俗語として、騙されやすい人間という意味があるようです。
ただ、実例を探したのですが、そのものずばりというものがありませんでした。
英語のduckは果たして、日本語でいうところの"カモ"(騙されやすい人間)という意味で名詞的に使われているのでしょうか?実例をご存知の方はお寄せください。
調べていて分かったのですが、
lame duck
という表現が、特に政治のコンテクストではよく用いられているようです。
日本語では、"お払い箱"、つまり後任が決まっていて、もはや用済みという感のある人(そのようなポジションにある人)のことを言うようです。
If he loses it's hard to see how he can ever regain his authority. He's already seen widely as a lame duck Prime Minister.
(Dictionary of Idioms. Collins Cobuild.)
0 件のコメント:
コメントを投稿