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2010年7月29日木曜日

そのレシート、危険かも!? ― greenwash

WalmartやWhole Foodsなどの米スーパーマーケット大手で客に渡されるレシートの印刷に、発がん性との関連が強く疑われる内分泌撹乱物質が検出されたというニュースで大騒ぎになっています。


These days every piece of paper from both green-minded or green-washing companies seems to have that cumbersomely long yet necessary tag line, "printed on 100% post-consumer recycled fiber with vegetable-based inks"--or some version thereof. I predict that this tag line is going to get even longer--especially for cash register receipts.

I believe that "BPA-free" will soon be included in there somewhere. Why? Many of those receipts are covered in BPA, aka bisphenol-A, an endocrine disruptor linked to cancer, reproductive problems and lots of other ills.
(Siel Ju. BPA Concern At Wal-Mart, Whole Foods And Others. Forbes. July 29, 2010.)


日本でもスーパーはもちろん、コンビニやデパートでも買い物をしたらレシートをもらいますが、考えてみるとアメリカのスーパーマーケットでもらうレシートはどちらかというと質の悪そうな紙で、やたらと長くてくるくると丸まってしまうようなものだったと思います。

そのレシートから発がん性物質が検出ということですから、健康に敏感な米国人は大騒ぎ?

さて、本日取り上げました単語"green-washing"ですが、知らない単語でしたので、手元のランダムハウスを調べましたが、当然というかエントリはありません。

直前の"green-minded"から、今流行りのエコに関することかな、というところまでは分かりましたが、"green"を"wash"するというところがつながりませんでした。

悩んでいても仕方ないのであっさりとGoogle検索に頼ってしまうのですが、答えはWikipediaにありました。

"greenwash"は、"green"と"whitewash"の造語でした。"whitewash"は“うわべを飾る”の意で、多分に批判的な意味合いですが、上記Wikipediaの記述では、エコを装いながらも真意はコスト削減、利潤追求にある企業の姿勢を批判する表現のようです。

“似非エコ”とか、“エコはエゴ”という、最近のエコ一辺倒に対する批判を思い出しますが・・・。

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