週末に台風12号が四国、さらに本州の西日本へ上陸し、各地に甚大な被害をもたらしました。最初は関東直撃かとも思われる進路予想図でしたので警戒していましたが、その後進路がやや西にずれ、関東では多少の風雨こそありましたが、晴れ間のほうが多いような週末でした。
さて、昼休みにグーグルニュースを見ていましたところ、台風被害はアメリカでも同様のようです。
Lee weakens to depression with 35 mph winds
SAUCIER, Miss. — Lee dumped more than a foot of rain in New Orleans and spun off tornadoes elsewhere Sunday as its center came ashore in a slow crawl north that raised fears of inland flash flooding in the Deep South and beyond.
The massive weather system spent most of the day as a tropical storm but weakened late in the evening to a tropical depression with maximum sustained winds of 35 mph (55 kph). While the change reflected its diminishing wind speeds, forecasters say heavy rain and flooding remain a threat.
(Jay Reeves. Lee weakens to depression with 35 mph winds. Atlanta Journal Constitution. September 4, 2011.)
さて、台風による大雨のために局所的に水量が増して発生する”鉄砲水”のことを、英語では"flash flood"ということを今日、この記事を読んで知った次第です。
余談ですが、"flash"はいわゆるカメラのフラッシュや閃光のことを意味する単語ですが、発音もよく似た紛らわしい単語に"flush"というものがあります。"flush"は、顔を赤くする(赤面する、紅潮する)ことを意味する単語ですが、(水や血液などが)噴出すること、勢いよく流れること、という意味もあります。(トイレで水を流すのは、"flush"です。)
そうしますと、鉄砲水も"flush flood"がイメージに合うようにも思われるのですが、正しくは"flash flood"です。
台風12号はひとまず日本海へと抜けましたがまだ警戒が必要で、また台風被害の全容もまだ明らかではありませんが、今週は台風や豪雨に関連する単語や表現を取り上げたいと思います。
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