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2016年10月14日金曜日

集中砲火を浴びるトランプ氏 ー slings and arrows

アメリカ大統領選の話題に尽きませんが、共和党のトランプ氏の女性に対する過去の侮蔑的な振る舞いがクローズアップされ、同氏はかなり不利な状況に立たされているようです。

過去にトランプ氏に性的関係を迫られた、あるいは卑猥な行為を仕掛けられたと主張する女性が複数訴え出ましたが、トランプ氏はそれらの女性には会ったこともない、でっち上げだ、陰謀だとはねつけています。


Donald Trump cast himself in almost messianic terms Thursday in Florida, describing the presidential race as "a struggle for the survival of our nation" and vowing to win the White House despite all the "slings and arrows" being hurled in his direction.
(Maeve Reston. Donald Trump is running out of ways to win. CNN. October 14, 2016.)


こうしたスキャンダルが起きマスコミに騒動になると、ひ弱な日本の政治家であればとっくに尻尾を丸めて退陣しているでしょうが、トランプ氏に至っては益々意気軒昂のようです。


さて、


slings and arrows


という表現が使われていますね。

"sling"は投石器のこと、"arrow"は矢のことです。どちらも攻撃の道具であり、集中砲火という日本語がぴったりくるようです。

トランプ氏は合衆国を背負う身としてこの集中砲火を受けて立つ、ということのようです。果たして、偽善でしょうか、自惚れでしょうか、はたまた?


1 件のコメント:

  1. 蘭です。
    「集中砲火」を覚えました。
    トランプ氏は常に大げさで自己推奨の言葉を使います。確かに、トランプ氏は勝ったのですが、現在のコロナ態勢での発言を振り返ると、最初は「マスク不要」「インフルエンザ相当」などのウイルスの怖さを軽視した発言ばかりで、今アメリカが感染爆発の時にWHOを責め、中国ウイルスや中国隠蔽などの責任転嫁の発言に転じました。そして、今も経済復活のためロックダウンの解除を医療専門家に聞くのではなく経済専門家に聞くなんて、人の命はなんだと思っているのでしょうか。やはり、命より自分の政治生命が大事でしょう。

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